【ゼロからわかる】AWS学習の進め方
0.はじめに
AWS入門者の方向けに、学習の進め方を解説します。
本記事をお読みいただくと、以下を理解できます。
- 何から学習すればいいのか
- AWS学習の全体像
- AWS学習の進め方
では、次の章から具体的な解説を進めます!
1.AWSサービスの全体像を掴む
すべての基礎となるのが、AWSのサービスを正しく把握することです。
AWSのサービスは200以上あり、いきなりこれらすべてを覚えるのは難しい・・・。
なので、まずは基本となるサービスの機能・挙動を正しく把握することが非常に重要です。
基本的なサービスについては、以下AWS公式教材にて無料で学べますので、手始めに以下から始めていきましょう。
- Cloud for Beginners#AWSの学習をはじめる際に前提となる知識を効率よく学ぶことができます
- AWS Cloud Practitioner Essentials日本語実写版#AWSを全体的に理解したい方を対象としている基礎レベルの内容
- AWS基礎100本ノック-入門編1#AWSに関する内容について"調べる"もしくは"考える"ことについて学習できます
2.アーキテクチャのベストプラクティスを知る
AWSの全体像をある程度把握できたところで、AWSが考えるベストプラクティスを学びましょう。
要件に応じて、どのようなサービスを組み合わせていくかを考える際に役立つからです。
AWS Well-Architectedというドキュメントに、以下6つの観点で、「どういうアーキテクチャであるべきか」が書かれていますので、コチラを読んで理解しましょう。
3.ハンズオンでAWSサービスを体験する
AWSのスキルは、ドキュメントを読むだけでは中々習得できません。実際にAWSサービスを使ってみることが必須です。
AWSでは、多くのサービスについてチュートリアルが用意されています。指示に従ってAWSを操作すると、サービスを起動・操作できます。
10分程度でサクッと終わるものが多く、何か学習する際に試してみると、短時間で理解が進むので非常におススメ。
また、チュートリアル以外にも手軽に自習ができるプログラムが用意されていますので、ぜひ試してみてください。
- AWS Cloud Quest#AWS を触りつつ初心者でもゲーム感覚で楽しく学べる。初級である AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner は日本語版が無料で利用可能。
- AWS ハンズオン資料#様々なAWSサービスについて、動画や資料で学習できる。移動時間などのスキマ時間学習にもおススメ。
4.各AWSサービスをより詳細に理解する
AWSの概要を知るにつれ、様々な疑問点が出てくると思います。
そんな時に重宝するのが、AWS Black Bletオンラインセミナーです。
各サービスの概要が視覚的にわかりやすく解説されており、ほとんどの資料はPDFファイルでも公開されています。
なので、新しいサービスを学ぶときは、「まずBlack Bletの資料を見て概要を理解し、その上で公式ドキュメントを見て詳細を確認する」という流れが効率的です。
5.最新情報をキャッチアップする
各AWSのサービスは改善のサイクルが非常に早いため、サービスを使用する側も常に知識の鮮度を高める必要があります。また、最新技術を知ることで設計の幅を広げることもできます。
そのため、以下のようなサイトを参考にして最新情報をキャッチできるようにしておくといいです。
- Amazon Web Services ブログ#AWSのサービスに関するアップデートを詳しく説明したブログ記事などが掲載されます。RSS登録が可能。
- AWSの最新情報#AWSの各サービスに関して、最新のアップデートが掲載されています。RSS登録が可能。
6.おわりに
今回は、AWS初学者向けの勉強方法を紹介しました。
一気に勉強するのは難しいと思うので、「小さく、早く、継続」していきましょう。
今後も開発に役立つ情報を発信していこうと思います。
おわりっ!
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