「Scrum Fest Osaka 2022 金沢トラック」を担当した
ということで、先日無事終了(?)した「スクラムフェス大阪2022」の金沢トラックの感想諸々を簡単にふりかえっておきます。
Scrum Fest Osaka 2022 - アジャイルベンダーの未来 | ConfEngine - Conference Platform
金沢トラックの基調講演。
事業会社から見て単に人不足(エンジニア不足)を補うだけの存在ではなく、「一緒にやろう」という存在になっていくことが大事ですね。
富山、金沢に事業所があるクリエーションラインさんとともに北陸からアジャイルベンダーの未来を発信していくもよさそう、と思ったのでした。
ミトコンドリアのメタファはおもしろいです。
資料:アジャイルベンダーの未来
Scrum Fest Osaka 2022 - アジャイル実践者がラグビーを観戦するべき理由 | ConfEngine - Conference Platform
金沢トラックのDS枠。
野球、サッカー、アメリカンフットボール、ラグビーのルールを比較しながら「アジャイル実践者がラグビーを観戦するべき理由」を紐解いていくセッション。
以下の動画はネタバレになるのでセッションの動画を見てから見てほしいです。深いです。
Scrum Fest Osaka 2022 - アジャイルのアの字も存在しない現場が炎上したので、アジャイルのプラクティスを取り入れてなんとか完遂して、そんなこんなでスクラムやる人として転職までできた経験を話します。 | ConfEngine - Conference Platform
わたしも以前はアジャイルのアの字を出さずにやろうとしていたのですが、うまくいかずにアジャイルを前面に出すようになりました。
単にやり方が稚拙だっただけだとは思いますが、もう少し辛抱してもよかったのかな、と思いながら講演を聞いていました。
大事なのはアジャイル開発そのものではなく、成果を出すことですかね。
資料:こそこそアジャイル導入しようぜ! - Speaker Deck
Scrum Fest Osaka 2022 - やらされ感の漂うチームにファシリテーターサインアップ制導入で起こった変化 | ConfEngine - Conference Platform
「やらされ感」よく見聞きする悩みかと思います。
「主体的にやってほしい」を前面に出すこともまた受け手からすると「主体的にやらされている」という謎の状態になりがちで難しいところだと思っています。
資料:やらされ感の漂うチームにファシリテーターサインアップ制導入で起こった変化 / Changes made by sign up for the passive team - Speaker Deck
Scrum Fest Osaka 2022 - アジャイル開発の中の設計 | ConfEngine - Conference Platform
スプリントの中でどうやって設計するか、Readyの状態にしておくかも悩みの多いところだと思います。
そんな悩みに対するヒントが得られるセッションではないかと思います。
「時間がない」という言い訳をついしちゃいますよね…。
資料:アジャイル開発の中の設計
参考: 「時間がない」症候群、その傾向と対策 - Speaker Deck
Scrum Fest Osaka 2022 - なんとなく上手くいっていないふりかえりのカイゼンの始め方 | ConfEngine - Conference Platform
ふりかえりのふりかえり、なかなかできていないですよね。
楽しみながらカイゼンしていく様子が感じられるとても良いセッションでした。
ときにはお酒を飲みながらふりかえりをやってみたいですね。
参考:アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット(森 一樹)|翔泳社の本
おわりに
スクラムフェスなので当たり前かもしれませんが、ふりかえってみると6つのセッションには「自律」や「自己組織化」という共通項があると感じました。
ということで、今年も金沢トラックを担当して本当に良かったと思っています。
スクラムフェス金沢になるのか、Agile Japan 北陸サテライトのままなのかはまだ分かりませんが、蟹や鰤の季節にオフライン/オンラインのハイブリッドなイベントを計画しています。
「カニ食べたい」「金沢行きたい」とDiscordに書いた方は自動的にスピーカー候補になっていますので、よろしくお願いします。
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