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「More Effective Agile」を読んだ
感想というか思ったことざっくりと書いてみる。
ということで「More Effective Agile」に「Cynefinフレームワーク」[1]という考え方が出てきます。
「ソフトウェア開発ではCynefinフレームワークの煩雑系と複雑系を考慮しなさい」とあり「煩雑系はウォーターフォール(≒シーケンシャル)で、複雑系でアジャイルで」とされています。
煩雑系とは、やることが明確に決まっているかもしれないけど、だからと言ってサクッと終わるということはなく、それなりにめんどくさいことが発生するよ、という感じですかね。
煩雑系だと思ってやり始めたら実は複雑系だった、ということもあるので要注意と。
おそらく煩雑系に入るのは、まったく機能を変えずにリプレイスする/UIだけリニューアルするぐらいしかないんじゃないでしょうか。
たいていはリプレイスと言いつつ新機能を入れようとして、右往左往することになるので。
UIだけリニューアルするにしてもそれなりにめんどうなことは起こるけど。
よっぽど「この開発は煩雑系だ!!!!」という自信があるときを除いては複雑系を前提にして考えておけ、と。
要するに「不確実性なんかない」なんて言う根拠はどこにあるの、と。
程度問題かもしれないけど、その"程度"をチームで合わせていこうとしないと不幸が生まれちゃうかな。
"程度"の合わせにキックオフ会でインセプションデッキ[2]やTOCのクラウド[3]を使うのもよさそう。
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