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自動化システムや便利ツールを作る前に考えること
ちょっとした便利ツールから大きめの自動テストシステムまで、規模の大小に関わらず
- 本当に作るべきか
- 運用をし続けることができるか
まずこの二つを考えるようにしています。
本当に作るべきか
「どうやるか」ではなく「なぜやるか」か重要です。
解決したい課題の理解が浅いまま作り始めると、最悪意味のないものができてしまいます。
コストを削減したいのか、ミスを減らしたいのか、それはなぜなのか
そもそものフローに問題があるのであれば、解決の方法は自動化ではなく話し合いです。
何も作らずに解決するならそれに越したことはないですね。
運用をし続けることができるか
基本的に作る時間より使われる時間の方が長いため、「どう作るか」以上に「どう動かし続ける」かが重要です。
メンテナンスのコストは動いているシステムの維持だけでなく、属人化を防ぐための施策や新しい要望への対応、ライブラリやセキュリティアップデートなど、多岐にわたります。
作るコストを考える前に、誰が・どう動かし続けるのか、そもそも運用可能な状況や体制なのかを考えておくと良いです。
とはいえ
やらなきゃわからないことがあります。むしろその方が多いです。
考えながら少しづつ 小さく始めて 一歩ずつ前に!
(やるとなったら)
運用時のメンテナンスコストを最小限に抑えるためには、システムやツールの設計に時間をかけることが重要です。
長期的な視点でシステムやツールの設計を行うことで、将来的なメンテナンスコストを抑えることができます。
- テストができるように
- 長く使われるものであれば特に
- 実験ができるように
- トラブルシュートや現行のものを止めないうように
- 可用性
- 落ちても代わりの手段があるか
- 落ちてもすぐに復旧できるか
- セキュリティ
- ちょっとしたツールの穴が一番怖い
などなどなど…
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