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flutterのcontrollerとは
FlutterのController
は、通常、テキスト入力ウィジェットやアニメーションなど、特定のウィジェットの状態を制御および管理するために使用されるクラスやオブジェクトを指す用語です。一般的な用途として、次の2つの主要な種類のコントローラがあります。
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TextEditingController:
TextEditingController
は、テキスト入力フィールド(TextField
やTextFormField
など)のテキスト内容を制御および監視するために使用されます。これにより、テキストフィールドにテキストを設定し、取得したり、変更したりできます。例:
TextEditingController _textController = TextEditingController(); // テキストを設定 _textController.text = '初期テキスト'; // テキストを取得 String text = _textController.text;
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AnimationController:
AnimationController
は、アニメーションの制御や管理に使用されます。アニメーションの再生、一時停止、逆再生、進行状況の監視などを行うために使用され、Animation
オブジェクトと連携してアニメーションを制御します。例:
AnimationController _animationController = AnimationController( duration: Duration(seconds: 2), vsync: this, // vsyncオブジェクトはTickerProviderを実装したオブジェクトです ); // アニメーションを再生 _animationController.forward(); // アニメーションの状態を監視 _animationController.status.listen((status) { if (status == AnimationStatus.completed) { // アニメーションが完了した場合の処理 } });
これらのコントローラは、ウィジェットの状態を変更し、ユーザー入力やアニメーションなどの対話的な要素を管理するために非常に重要です。正確な使い方は、ウィジェットの種類やアプリの要求に応じて異なりますが、通常、ウィジェットのライフサイクルと連携して状態を管理するのに役立ちます。