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StreamBuilderとは

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StreamBuilder は、Flutterフレームワークで非同期データを扱うためのウィジェットの一種です。非同期プログラミングにおいて、データが到着するのを待ってその都度UIを更新する必要がある場合に非常に便利です。

主に、Dartの Stream クラスからデータの流れを監視し、データが流れてきたときに自動的にUIを更新する役割を担います。通常、非同期処理でデータが変更されたときに、関連するUIを更新するために使います。

以下は、StreamBuilder の基本的な使い方の例です:

StreamBuilder(
  stream: myStream,  // 監視するStream
  builder: (BuildContext context, AsyncSnapshot snapshot) {
    if (snapshot.connectionState == ConnectionState.waiting) {
      return CircularProgressIndicator(); // データを待っている間に表示するウィジェット
    } else if (snapshot.hasError) {
      return Text('Error: ${snapshot.error}');
    } else {
      // データが到着した場合、データを使ってUIを構築する
      return Text('Data: ${snapshot.data}');
    }
  },
)

StreamBuilder は、以下の2つの主要なパラメータを受け取ります:

  1. stream: 監視する非同期のデータストリーム(Dartの Stream インスタンス)を指定します。
  2. builder: データが到着したときに呼ばれ、UIを構築するコールバック関数を指定します。このコールバック関数は、ビルドコンテキストと非同期スナップショットを受け取り、適切なUIを返す役割を担います。

StreamBuilder は、データが到着するたびに builder 内のコールバックが呼び出され、UIが自動的に更新されます。