Open2
try catchとは
try
とcatch
は、Dart言語のエラーハンドリング機能を利用するものであり、Flutterアプリケーションの中で例外をキャッチし、適切に処理するために使用されます。
以下に、try
とcatch
の基本的な構文と使い方を示します。
try {
// 例外が発生する可能性のあるコードを書く
// ここで例外がスローされるかもしれない処理を記述
// 例: ファイルの読み込み、ネットワーク通信など
// 例外がスローされない場合は、catchブロックは実行されない
} catch (e) {
// 例外が発生した場合に実行する処理を書く
// eにはキャッチした例外が格納される
print('An error occurred: $e');
} finally {
// 必要に応じて、例外の有無にかかわらず実行する処理を書く
// 例: リソースのクリーンアップ
}
try
ブロックには、例外が発生する可能性のあるコードが記述されます。もし例外がスローされた場合、それに対応するcatch
ブロックが実行されます。catch
ブロックでは、例外をキャッチして処理を行います。また、finally
ブロックは例外の有無に関わらず、最後に必ず実行されるコードを含めることができます。
以下に、try on
とcatch
の基本的な構文と使い方を示します。
-
try on
を使用した例外のキャッチ:
try {
// 例外が発生する可能性のあるコードを書く
// ここで例外がスローされるかもしれない処理を記述
// 例: ファイルの読み込み、ネットワーク通信など
} on ExceptionType {
// ExceptionType型の例外が発生した場合に実行する処理を書く
print('An ExceptionType exception occurred.');
}
try on
では、特定のExceptionType
型の例外がスローされた場合に、対応するcatch
ブロックが実行されます。
- 一般的な
catch
を使用した例外のキャッチ:
try {
// 例外が発生する可能性のあるコードを書く
// ここで例外がスローされるかもしれない処理を記述
} catch (e) {
// 一般的な例外が発生した場合に実行する処理を書く
print('An error occurred: $e');
}
catch
では、例外がスローされた場合に実行する処理を記述します。例外オブジェクトはe
として利用できます。
これらの構文を組み合わせて、特定の型の例外をtry on
でキャッチし、一般的な例外をcatch
でキャッチすることが可能です。