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NetlifyにホスティングしているWebサイトのカスタムドメインに日本語ドメインを登録する方法

2023/07/25に公開

はじめに

知人からの依頼で、数ヶ月前に下記のWebサイトを作成しました。
静的なWebサイトとしてNetlifyにホスティングしていて、カスタムドメインにはネットギャング.comを登録しています。

このネットギャング.comという日本語ドメインをNetlifyのカスタムドメインに登録する際に、少々苦戦したので、今後同じような状況に陥ってしまった方のために、対処方法を書き残したいと思います。

※Next.jsで作成しているのですが、諸事情でVercelではなく、Netlifyを使用しています。記事の内容には直接関係しないので、詳細は割愛します。

https://ネットギャング.com

どういうこと?

Netlifyのカスタムドメイン登録画面では、入力欄に登録したいドメインを入力します。
先ほどのWebサイトを例に挙げるとネットギャング.comという文字列を入力すれば良さそうです。

な〜んだ簡単じゃん、と思いますよね?
自分も最初はそう思っていました。

しかし、この入力欄にネットギャング.comと入力しようとすると、苦戦する理由がわかります……。
なんと日本語が入力できないのです……。
コピペならいけるのでは?と試してみても無理そうです……。

完全に詰みました。

そもそも日本語ドメインって?

いやいや、諦めるのはまだ早い。
絶対に何か対処方法があるはずだと思い、色々と調べていたところ、お名前.comが日本語ドメインを説明しているページにたどり着き、そこで気になる記述を見つけました。

https://www.onamae.com/campaign/acgsms/4th.html

日本語ドメインを利用するうえで、必ず認識しておかなければならないのが、ピュニコード(Punycode)です。
普段、目にする形は日本語のままですが、インターネット通信時に使われるDNSサーバーは英語表記のみに対応しているため、日本語ドメインは英語表記に変換されて処理されています。この英語表記された状態をピュニコード(Punycode)と呼んでいます。

なるほど、要するに日本語ドメインは日本語表記と英語表記、両方の表記を併せ持つ♣らしいです。

でもこの英語表記って、どうやって調べられるの?と思いますよね。
大丈夫です。日本語ドメインを英語表記に変換できる便利なサービスがあります。

https://punycode.jp/

このサービスを用いて、先ほどのネットギャング.comという日本語ドメインを英語表記(ピュニコード)に変換してみると、xn--ocke9cuax9kqe.comとなります。

ということで今回の対処方法

Netlifyのカスタムドメイン登録画面の入力欄に日本語ドメインを英語表記(ピュニコード)に変換した文字列(今回だとxn--ocke9cuax9kqe.com)を入力すると無事に日本語ドメインをNetlifyのカスタムドメインとして登録する事ができました。

めでたしめでたし 🎉

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