【#環境構築04】uv vs pip vs poetry 比較表、uvでのプロジェクトの始め方

⚡ uv 単体でプロジェクトを始めるテンプレート

以下は、uv を単体で使って Python プロジェクトを始めるためのミニマルなテンプレートです。

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📁 ディレクトリ構成（例）

myproject/
├── .venv/                   ← uv で作成する仮想環境
├── main.py                 ← 実装ファイル
├── requirements.txt        ← 開発に必要なパッケージ
└── requirements.txt.lock   ← 固定された依存バージョン

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🔧 初期化手順

# プロジェクトディレクトリを作成
mkdir myproject && cd myproject

# 仮想環境の作成（.venv を作成）
uv venv .venv

# 仮想環境を有効化
source .venv/bin/activate  # Windowsなら .venv\Scripts\activate

# パッケージのインストール（高速！）
uv pip install pandas matplotlib

# 依存を freeze（通常の pip freeze と同じ）
uv pip freeze > requirements.txt

# lockファイルも作成（再現性のため）
uv pip compile -o requirements.txt.lock

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🧪 使用時

source .venv/bin/activate
python main.py

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📊 uv vs pip vs poetry 比較表

機能・特徴	pip	uv	poetry
仮想環境作成	venv 手動	✅ uv venv	✅ 自動または in-project
パッケージインストール速度	やや遅い	🚀 非常に高速	標準だと遅め（uv併用で速い）
requirements.txt 対応	✅ 完全対応	✅ 完全互換	❌ 非推奨（pyproject.toml 管理）
pyproject.toml 対応	❌	❌（予定あり）	✅ 中心に使う
依存解決	最小限（flat）	✅ 厳密・高速	✅ 厳密
lock ファイルの自動生成	❌	✅ .lock 生成可	✅ poetry.lock 自動生成
CLI 操作の直感性	シンプル	pip と同じ	独自構文だが一貫性あり
Jupyter カーネル登録対応	✅ 手動で可能	✅（pip互換）	✅（venvで可能）
ビルド / PyPI 公開	❌	❌	✅ 対応
おすすめ用途	軽量なスクリプト	高速な開発全般	パッケージ開発 / 研究プロジェクト

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✅ 結論

• 🔹 pip：シンプルだが非再現的。環境構築が面倒
• 🔹 uv：高速 + pip互換。小規模プロジェクトや試作に最適
• 🔹 poetry：完全な依存管理と公開も視野に入れた開発向け

🚀 Poetry + uv の組み合わせで快適さとスピードを両立するのもおすすめ！