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homebrew + rbenv + rubyで、一般ユーザの領域にrubyの環境を作る

2024/12/02に公開

はじめに

エラーが出て、 CocoaPods をインストールできない。「You don't have write permissions for the /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.6/usr/lib/ruby/gems/2.6.0 directory.」
このようなエラーでCocoaPodsをインストールできない時に行った手順の紹介です。

対処法

システムのrubyディレクトリは扱いづらいので、一般ユーザの領域にrubyの環境を作ってあげることで解決します。
rbenvを使用してRubyのバージョン管理を行い、システムデフォルトの/usr/bin/rubyからrbenvのディレクトリに移行します。

1. rbenvの初期化

ターミナルに以下のコマンドを入力して、rbenvを初期化します。

eval "$(rbenv init -)"

2. .bashrcまたは.zshrcrbenvの設定を追加

rbenvの設定をターミナルの設定ファイルに追加します。使用しているシェルに応じて、以下のファイルに設定を追加してください。

  • Bashの場合: ~/.bashrc または ~/.bash_profile
  • Zshの場合: ~/.zshrc

設定ファイルに次の行を追加し、rbenvがターミナル起動時に自動で初期化されるようにします。

export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"

設定を反映させるために、ファイルを保存してから以下のコマンドを実行します。

source ~/.bashrc   # Bashの場合
source ~/.zshrc    # Zshの場合

3. rbenvでRubyのバージョンを設定

Rubyのインストールがまだであれば、インストールしてからバージョンを設定します。

  1. Rubyのインストール

    rbenv install <version>
    

    例:rbenv install 2.7.0

  2. デフォルトのRubyバージョンを設定

    rbenv global <version>
    

    例:rbenv global 2.7.0

4. 設定が反映されているか確認

最後に、Rubyのパスを確認して、rbenvのRubyに切り替わっていることを確認します。

which ruby

このコマンドで出力が/Users/xxxxxxxx/.rbenv/shims/rubyになっていれば、正しく設定されています🎉

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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