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【macOS】Neovim で Ctrl-ArrowKey が効かない時は
結論
自分の環境では macOS のキーボードショートカットとして Ctrl + ArrowKey が割り当てられていました。
それらを解除すると Neovim で有効になりました。
macOS Tahoe では以下の箇所に設定されていました。
システム設定 > キーボード > キーボードショートカット > Mission Control

必要に応じて Ctrl+ArrowKey が割り当てられている内容を無効にしたり、別のショートカットを割り当ててください。
背景
LazyVim に <C-Right> など Ctrl + 矢印キーを使うキーマップが設定されています。
しかし、Neovim 上で Ctrl+ArrowKey を使用してもコマンドが実行されないため、調査しました。
調査
1. まず対象アプリケーション上で、キーに対して期待する処理が割り当てられているか確認する
Neovim での確認方法
:verbose noremap <C-Right>

(画像は folke/noice.nvim での表示)

2. アプリケーションにキーが到達しているか確認する
例えばシェルなら以下のコマンドで確認します。今回はここで入力が表示されないことから OS に入力を横取りされていることを疑いました。
$ cat -v
(Ctrl+Right を入力する。)
入力が受け付けられた場合は以下が表示される。
^[[1;5C
エスケープシーケンスでなく直感的に確認するなら、Raycast など GUI キーバインド設定系で見るのもおすすめ。
入力が反映されなければ、OS など他のアプリケーションに入力されている線を疑ってください。

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