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Java デベロッパー向けの Angular 入門② - Angular を起動するまでの手順について

5 min read

こんにちは!

本記事は Java デベロッパー向けの Angular 入門をテーマにした連載記事の 2 記事目となります。

本記事のゴール

この記事では、Angular サンプルをダウンロードから実行までの流れを解説していきます。

以下、前回の記事です。

https://blogs.jp.infragistics.com/entry/start-angular-for-java-engineers-01

Angular のサンプルをダウンロード

以下のページからダウンロードできます。

https://jp.infragistics.com/products/ignite-ui-angular/download/angular-app-template

サンプルの構成など、詳細については以下の記事をご参照ください。

https://blogs.jp.infragistics.com/entry/2021/01/08/105151

zipファイルを解凍

ダウンロードすると "IgniteUI_Angular_Application_Template_Master_JP.zip" というファイルがダウンロードできます。

ファイルを解凍すると、以下のフォルダ構成になっております。

IgniteUI_Angular_Application_Template_Master_JP
 └─igniteui-angular-application-template-master

① npm install / 必要ライブラリのインストール / Java の Meven や、Gradle と同等

まずは、解凍した下記フォルダ igniteui-angular-application-template-master に移動しましょう。

cd igniteui-angular-application-template-master

下記の npm コマンドを実行してください。
(※npm をまだインストールしてない場合は、"npm が未インストールの場合"をご参照ください)

Angular アプリケーションに必要なライブラリを、依存関係が記載された package.json を元に、ノードパッケージ管理から取得します。

npm install

上記コマンドの実行が完了すると、必要なライブラリが node_modules フォルダに格納されます。

ライブラリの依存関係の管理について

Angular では、必要なライブラリの依存関係を、設定ファイル package.json で管理しています。

Java でいうところの、Maven であれば pom.xml 、Gradle であれば build.gradle と同等の設定ファイルとなります。

以下、package.json の一部中身を抜粋して記載しています。dependencies に、依存関係があるライブラリ名が記載されています。


{
  "name": "app-template",
  "version": "0.0.0",
  "scripts": {
    "ng": "ng",
    "start": "ng serve",
    "build": "ng build",
    "test": "ng test",
    "lint": "ng lint",
    "e2e": "ng e2e",
    "build-serve": "node --max_old_space_size=8048 ./node_modules/@angular/cli/bin/ng serve"
  },
  "private": true,
  "dependencies": {
    "@angular/animations": "~11.0.4",
    "@angular/common": "~11.0.4",
    "@angular/compiler": "~11.0.4",
    "@angular/core": "~11.0.4",
    "@angular/forms": "~11.0.4",
    "@angular/platform-browser": "~11.0.4",
    "@angular/platform-browser-dynamic": "~11.0.4",
    "@angular/router": "~11.0.4",
    "@types/hammerjs": "^2.0.36",
    "angular-in-memory-web-api": "^0.9.0",
    "hammerjs": "^2.0.8",
    "igniteui-angular": "^11.0.8",
    "igniteui-angular-charts": "^11.1.0",
    "igniteui-angular-core": "^11.1.0",
    "igniteui-angular-i18n": "^11.0.0",
    "jszip": "^3.1.5",
    "minireset.css": "~0.0.4",
    "resize-observer-polyfill": "^1.5.1",
    "rxjs": "~6.6.3",
    "tslib": "^2.0.0",
    "web-animations-js": "^2.3.2",
    "zone.js": "~0.10.2"
  },

npm が未インストールの場合

まだ npm がインストールされていない場合、下記のページを参考にインストールしてください。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-environment/javascript/nodejs-on-windows

② ng serve / Angular の実行 / Java の Tomcat や GlassFish の起動と同等

以下のコマンドで、アプリケーションを実行できます。

ng serve

無事、コマンドの実行が完了すると、既定のブラウザが立ち上がり、以下の URL にアクセスします。

http://localhost:4200/

ng serve コマンドの解説

ng serve コマンドは、Web サーバーの起動と、必要なリソースファイルの配置を行います。

Java で例えると、Tomcat や GlassFish の起動とリソースの配置と同じようなコマンドだと思ってください。

③ (参考) ng build / パッケージ化 / Java の jar または war 化と同等

最後に、ng build コマンドを紹介します。

このコマンドは、コード開発時にはあまり使われることはありませんが、Angular アプリケーションの実行に必要なファイル一式をパッケージ化してくれます。


ng build 

Java で例えると、java -jar コマンドのようなものです。

運用する Web サーバーに配置する前に必要な手順となりますので、コード開発時には、あまり意識しなくても良いのですが、運用フェーズ以降は重要なコマンドなので「こういうコマンドがあったなー」と、頭の片隅にでも置いてもらえれば良いかなと思います。

(補足) Angular のインメモリ Web API について (開発時に役立つ仕組み)

本 Angular のサンプルで既に採用している仕組みの一つで、Angular の仕組みで インメモリ Web API という仕組みがあり、特にバックエンドの Web API がまだ出来ていない、開発途中のフェーズにおいて、非常に役に立ちます。

この仕組みを利用すると「あたかも WebAPI と通信しているようにインメモリでデータを管理」が出来ます、つまりバックエンドのモック化ですね。

以下、参考ドキュメント

https://angular.jp/tutorial/toh-pt6

インメモリ Web API は、Web API が完成したら置き換え

本シリーズは Angular と Java を組み合わせて動作することを目標にしていますので、最終的にインメモリ Web API を Java で作成したバックエンドの Web API と通信するよう置き換えます。

この手順について、次回以降 Java のサンプルを交えて紹介します。

まとめ

無事、サンプルを起動できましたでしょうか。

次回の記事では、本記事でも少し触れた インメモリ Web API を Java の WebAPI に置き換えて、実際に動作するところまで紹介したいと思います。

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