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今流行りの複合llm oss「dify」をとりあえずgcpにデプロイしてみた
概要
手軽に自分でdify環境を作りたいときの備忘録
ロードバランサー使ってるからhttps化も楽ちん
前提条件
- GCPアカウントとプロジェクトの作成が完了していること
- gcloudコマンドラインツールがインストール済みであること
手順
1. GCEインスタンスの作成
- GCPコンソールから、Compute Engineのインスタンス作成画面を開きます。
- インスタンスの名前、リージョン、ゾーン、マシンタイプを指定します。
- ブートディスクにはContainer-Optimized OSを選択します。
- ファイアウォールでHTTP/HTTPSトラフィックを許可するよう設定します。
- インスタンスを作成します。
2. docker-composeのインストールと設定
-
作成したインスタンスにSSH接続します。
-
以下のコマンドを実行し、docker-composeをインストール。
docker run docker/compose:1.29.2 version
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次のコマンドを実行し、ターミナル上でdocker-composeコマンドが利用できるようにします。
echo alias docker-compose="'"'docker run --rm \ -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock \ -v "$PWD:$PWD" \ -w="$PWD" \ docker/compose:1.29.2'"'" >> ~/.bashrc source ~/.bashrc
3. Difyのデプロイ
-
Difyのソースコードをクローンします。
-
クローンしたディレクトリに移動し、以下のコマンドでDifyを起動します。
docker-compose up -d --build
-
http://[インスタンスの外部IP]/install
にアクセスし、初期設定を行います。
4. インスタンスグループの作成
インスタンスグループを利用してロードバランサーと繋げます。
アンマネージドで作成しました。
5. ロードバランサーとSSL証明書の設定
- GCPコンソールから、Cloud Load Balancingの設定画面を開きます。
- HTTP(S)ロードバランサーを作成します。
- バックエンドに手順4で作成したインスタンスグループを追加します。
- フロントエンドの設定で、SSL証明書を追加します。
- マネージド証明書を使う場合は、ドメインを指定して証明書を作成
- ロードバランサーの設定を保存します。
6. 動作確認
ロードバランサーに設定したドメインにアクセスし、SSL証明書が正しく機能していることとDifyが表示されることを確認します。
まとめ
以上で、GCE上でDifyを起動し、インスタンスグループとCloud Load BalancingでSSL証明書を設定する手順は完了です。Difyを使えば、LLMを活用した高度なアプリケーションを素早く開発できます。ぜひ活用してみてください。
aiを活用して業務改善を行なってます!
お仕事あったらtwitterから連絡いただけたら幸いです!
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