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MRTKを使ってボタンを自分に向かせる

2021/09/12に公開

HoloLens 2 で MRTK を使用してアプリを作成するときに、
ボタンを自分に向かせたいことがありました。
この方法のメモです。

結論

自分に向かせたい場合は、MRTK の Billboard を使用するだけです。
MRTK のドキュメントは下記です。
Billboarding and tag-along - Mixed Reality | Microsoft Docs

手順

MRTKを使ったアプリの作成

HoloLens2 チュートリアルにある MRTK のチュートリアルをご確認ください。
Initializing your project and deploying your first application - Mixed Reality | Microsoft Docs

ボタンの追加

MRTK の PressableButtonHoloLens2Bar3H を Project から Hierarchy に配置します。
実行すると下図のように移動したときに、ボタンが自分の方を向いてくれません。
こうなると移動した後に操作がしづらいですね。


Billboard の追加

Hierarchy の PressableButtonHoloLens2Bar3H を選択します。
Inspector の Add Component から Billboard を選択します。

実行すると下図のように移動したときに、ボタンが自分の方を向いてくれます。
(向いていることが変わったことが分かるように、ボタンの後ろに Cube を置いています)


最後に

MRTK 便利ですね。素晴らしい!
Billboard は Pivot Axis でオブジェクトが回転する軸を指定できます。
試してみてください。

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