😺

SVGファイルを手軽に編集!X投稿用図解を簡単カスタマイズする方法

2025/03/11に公開

はじめに

最近、Claude 3.7 Sonnetなどの大規模言語モデルを使ってSVG形式の図解を簡単に作成できるようになりました。しかし、AIが生成した図解はそのままでは100%満足できないことも多く、色やサイズ、テキストなど細かい部分を調整したいケースがあります。

特にXへの投稿では、視覚的に魅力的な図解が注目を集めるため、SVGファイルを手軽に編集できる環境があると便利です。今回は、プログラミング経験の有無に合わせて、2つの優れたSVG編集ツールを紹介します。

プログラマー向け:VSCode拡張機能「SVG Preview」

プログラミングに慣れている方には、Visual Studio Codeの拡張機能「SVG Preview」がおすすめです。

SVG Previewの特徴

  • リアルタイムプレビュー: コードを編集しながら即座に変更を確認できる
  • ダウンロード数: 117万以上の実績
  • 使いやすさ: VSCodeユーザーなら導入も操作も簡単

インストール方法

  1. VSCodeの拡張機能タブを開く(Ctrl+Shift+X)
  2. 検索バーに「SVG Preview」と入力
  3. Simon Siefke作の「SVG Preview」をインストール

使い方

  1. SVGファイルを開く
  2. Ctrl+Alt+Pを押すか、右クリックメニューから「Open Preview to the Side」を選択
  3. 左側でコードを編集すると、右側のプレビューがリアルタイムで更新される

トラブルシューティング:SVGファイルがテキストとして開かない場合

もしSVGファイルを開くと毎回画像として表示されてしまう場合は、以下の手順でテキストエディタとして開くように設定しましょう:

  1. SVGファイルを右クリック
  2. 「ファイルを開くアプリケーションの選択」を選択
  3. 「SVGの既定エディタを構成する」を選択
  4. 「テキストエディター」を選択

これで、SVGファイルを開くとテキストエディタとして開かれるようになり、コードを直接編集できます。

実際の編集例

例えば、「こんにち商店」のSVG図解の下部の線を消したい場合:


svgのチョーク箇所を選択し


削除することでリアルタイムで反映

SVG Previewのメリット

  • コードとプレビューを同時に見られる
  • 拡大・縮小機能で細部を確認できる
  • カスタムスタイル設定で背景色なども変更可能
  • VSCodeの他の機能(検索・置換など)と組み合わせて使える

非プログラマー向け:ブラウザで使える「DRAW-SVG Editor」

プログラミングに慣れていない方には、ブラウザベースのSVGエディタ「DRAW-SVG Editor」がおすすめです。

DRAW-SVG Editorの特徴

  • ブラウザで動作: インストール不要ですぐに使える
  • 視覚的な操作: コードを直接編集せずに図形やテキストを操作できる
  • 直感的なUI: ドラッグ&ドロップで簡単に編集可能

使い方

  1. DRAW-SVG Editorにアクセス
  2. 「Open SVG」ボタンからSVGファイルを読み込む
  3. 左側のツールパネルを使って図形やテキストを編集
  4. 「Save SVG」ボタンで編集したファイルを保存

実際の編集例

先ほどの修正をこちらでも行ってみると

URLからDocumentのopenを選択


Browseから読み込みたいsvg画像を選択

消したい線をクリック


Removeボタンを押下したら完了!

DRAW-SVG Editorのメリット

  • コードを書かなくても編集できる
  • 視覚的に操作できるので直感的
  • インストール不要ですぐに使える
  • 基本的な図形の追加や編集も簡単

その他のSVG編集ツール(参考情報)

以下のツールも便利ですが、今回は詳しく紹介しません:

  • SVG Previewer (VSCode拡張): サイドパネルでのプレビュー表示に特化
  • Native SVG Preview (VSCode拡張): VSCodeのネイティブスタイルに合わせたプレビュー
  • SVG-Edit: 機能豊富なブラウザベースのエディタ
  • Figma: デザインツールとしても人気、SVG編集も可能

まとめ

SVGファイルの編集には、プログラミング経験の有無によって最適なツールが異なります:

  • プログラマーの方: VSCodeの「SVG Preview」拡張機能を使えば、コードを直接編集しながらリアルタイムでプレビューを確認できます。
  • 非プログラマーの方: ブラウザベースの「DRAW-SVG Editor」を使えば、コードを書かずに視覚的に編集できます。

どちらのツールも無料で使えるため、X投稿用のSVG図解を手軽に編集したい方は、ぜひ試してみてください。AIが生成した図解に少しの手を加えるだけで、より魅力的で効果的な投稿が可能になります。

SVGの編集は思ったより簡単です。ぜひ自分の発信をより魅力的にするために、これらのツールを活用してみてください!

最後に

私は2つのプラットフォームで生成AIに関する発信を行なっております。

生成AIサービスの考察を見たい方へ

生成AIサービスの動向やや具体的な内容は、noteで詳しく解説しています。

noteプロフィール: @mizupee

日々の生成AI分析を追いたい方へ

毎日1つの生成AIサービスを分析するTwitter投稿「#100DaysofAI」もぜひフォローください。簡潔なポイント分析とアイデア共有を継続中です。

Twitter: @mizupee

Discussion