💻
Azure Bastion Developer SKUを試してみる
はじめに
Azure BastionにDeveloper SKUが加わって結構経ちましたが、試してみたことを書き残します。
使えるリージョン
執筆時点(2024年9月)では以下リージョンでしか使えないようです。[1]
・米国中部 EUAP
・米国東部 2 EUAP
・米国中西部
・米国中北部
・米国西部
・北ヨーロッパ
作ってみる
Terraformなら以下コードでAzure BastionをDeveloper SKUで作れます。ちなみにAzureプロバイダーは3.106.0でDeveloper SKUに対応しているので、それ以上のバージョンを使います。[2]
bastion.tf
resource "azurerm_bastion_host" "this" {
#リソース名を指定
name = "dev-bastion"
#リージョンを指定
location = "North Europe"
#Azure Bationリソースを作成するリソースグループを指定
resource_group_name = azurerm_resource_group.this.name
#skuにはDeveloperを指定
sku = "Developer"
#紐づけるVNETを指定
virtual_network_id = azurerm_virtual_network.this.id
}
使ってみる
NSGルールで168.63.129.16[3]からVMに対し、ポート22および3389のトラフィックを許可すれば、Azure BastionのDeveloper SKUでVMに接続することができます。Azure BastionのDeveloper SKUでは一度に1つのVMしか接続できないので、2つ目のVMに接続すると、1つ目のVMへの接続は切れます。
おわりに
Developer SKUだとBastion用のサブネット(AzureBastionSubnet)も不要なので、無料でサクッと作れてサクッと使えるので、まさに検証とか開発のときは便利ですね。機能差異は以下サイトに記載されているので、これ見つつ利用シーンを検討したいと思います。
Discussion