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Strapiのアップデートに関するガイド
この記事は Strapi Advent Calendar の20日目の記事です。
TL;DR
- Strapiは2020年現在、開発が盛んに行われているためアップデートが頻繁に発生する
- アップデートに関してはドキュメントがしっかり整っているため、簡単に行うことができる
フレームワークを使用した開発の際に避けて通れないのは、依存したフレームワーク自体のアップデートを追従していくことです。アップデートしたら動かなくなった、という自体は避けたいものの、新機能やバグフィックスはすぐに適用させていきたいものです。
本記事では、Strapiのアップデートに関する情報を紹介します。
動作環境
この記事では
strapi 3.3.2
を利用しています。
Strapiの最新バージョンの確認方法
Strapiはnpmで管理されているため、https://www.npmjs.com でバージョン情報が確認できます。ここで、Strapiのバージョン情報を確認しましょう。
利用中のStrapiのバージョンの確認方法
<プロジェクトルート>/package.json
にバージョン情報が格納されています。
{
...
"dependencies": {
...
"strapi": "3.3.2",
...
}
...
}
また、管理画面にも表示されています。
Strapiをアップデートする
package.json
の strapi-x
をアップデートしたいバージョンに応じて変更しましょう。
{
//...
"dependencies": {
"strapi": "3.3.4",
"strapi-admin": "3.3.4",
"strapi-connector-bookshelf": "3.3.4",
"strapi-plugin-content-manager": "3.3.4",
"strapi-plugin-content-type-builder": "3.3.4",
"strapi-plugin-email": "3.3.4",
"strapi-plugin-graphql": "3.3.4",
"strapi-plugin-upload": "3.3.4",
"strapi-plugin-users-permissions": "3.3.4",
"strapi-utils": "3.3.4"
//...
}
}
この際、手動で別途変更する箇所がある場合があります。どのような場合にどのような変更をする必要があるかは、Migration guides を参考することができます。ここで、行おうとしているバージョンアップに該当するガイドがある場合は、その手順に従います。
その後installを行い、ビルドします
$ npm install
$ npm run build -- --clean
これでアップデートは完了です。
以下のコマンドで正常に実行できることを確認しましょう。
$ npm run develop
まとめ
Strapiはバージョンアップが頻繁に発生しますが、マイグレーションガイドが丁寧にドキュメント化されているため、迷わずにアップデートしやすい環境になっています。この記事、公式ドキュメントを参考にアップデートをお試しください。
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