Laravel学習プラン
学習プランの作り方
PHPフレームワークとしてはトップレベルのシェアを誇るLaravel。
実際ここ数年多くのLaravel案件に携わってるけど、PHPを覚えましたという新しいエンジニア達にどうやってLaravelを学んでもらうのが良いのか悩む。
悩みどころ
MPA時代の進め方
10年ほど前なら新規案件でも他PHPフレームワークからの置き換えでも、ほぼPHP一本で作ることは多かった。
画面もテンプレートエンジンで描画して、ちょっとJQueryで凝ったことするような感じ。
なので、サンプルのLaravelアプリを1から作って動かして学んでもらうことが比較的容易だった。
SPA時代の進め方
いつの間にやらフロントはReactやらVue.jsやらを使うことがほとんどになった。
Javascript書いてる時間も相当増えた。
Laravelの主戦場はバックエンドであって、アプリ一本をLaravelで作ることは無くなった。
PHPを習得したエンジニアの方に
WordpressでPHPを覚えましたという方にLaravelをやってもらうにあたって、いきなり画面なしのAPI部分を学んでもらうのは結構厳しくて、
やっぱり単体でアプリとして動くものの方が作って学ぶモチベーションが上がると思うんだが、そういう環境を提供するのが難しくなった。
とりあえずES6のJavascriptも一緒に学んでもらって...という始末。
公式はどうなってるのか
公式とか、それを翻訳してくれてるReadoubleさんとこ見てるとどうなってるかというと
もはやフロントはJavascriptで書くのが標準なのかなという感じ。
Livewireって何よ?日本でこれの案件とかお目にかかったことがない。
認証を学んでもらうにしてもbreeze入れたらblade使うタイプにしてもViteを使うことが前提。
学習プランを考える
APIサーバに特化してLaravelを学んでもらう
やっぱりUI欲しいよね。アプリ一本作ってみたいよねという気持ちを我慢してもらって
代わりにユニットテスト書いたらこんなに楽だよ素敵だよというモチベを作ってもらって
Laravelによる素敵なバックエンド開発を学んでもらう
捨て駒bladeテンプレートも学んでもらう
捨て駒というと申し訳ないけども、ほんとに業務でblade使う機会が少ないので
深く学ぶメリットはなさそうだけどbladeテンプレートエンジンも学んでもらって
Laravelでアプリ一本作ることを体験してもらう
せっかくPHPから入ったなら、PHPだけで完結する世界から学んでもらうのが良いのかしら