Closed8

DroidKaigi2025_個人的に気になったセッションメモ

ふくろうふくろう

概要

✏️ 追記:整理しこちらの記事として公開したためこちらのスクラップはクローズしておきます

DroidKaigi2025に参加してきましたが、毎年参加後に資料に残せておらずもったいない感があったので個人的に気になったセッションとそのメモを残しておきます。

以下を参考にさせていただいてます

  • 公式ページタイムテーブル
  • 公式Youtubeチャンネルのセッション動画
  • 登壇された方のスライド

https://2025.droidkaigi.jp/
https://www.youtube.com/@DroidKaigi

ふくろうふくろう

Android全般(初級~中級者向け)

■ 未経験者・初心者に贈る!40分でわかるAndroidアプリ開発の今と大事なポイント

Android開発で必要なとっかかりや学ぶべきことを分かりやすくキャッチアップできるセッション。

これからAndroid開発を始める or 始めたばかりの方はもちろん、登壇者の方もそうでしたがAndroid開発から数年離れていて久々に復帰する方などにもおすすめなセッションだと感じました。

✅ 10分でわかるAndroidアプリ開発の今(開発環境/登場するフレームワーク/デザインガイドライン等)
✅ 今も昔も変わらない大事な技術の紹介(4つのコンポーネント/ライフサイクル/Permission等)
✅ 知っておくと良いトピックの紹介、最新情報のキャッチアップ方法も

githubに置いていただいているスライドの文字起こし(スライド内リンク飛びたい方はこちら)

セッション動画

■ Android値受け渡し大全 〜設計を制する者が「渡す」を制す!〜

値の受け渡し方法の紹介はもちろん、それを通しUDF(単方向データフロー)やSSOT(信頼できる唯一の情報源)といった設計に関わる内容も丁寧にわかりやすく紹介してくれているセッション。

メインターゲットは初級~中級者であるものの資料がとてもわかりやすく読み進めやすいため上級者も思考の整理や誰かに教えるときの教材として重宝しそうな資料/セッションです。

✅ 値を渡す色々な方法
✅ いいね問題は単に値を渡すだけだと解決できない
✅ 解決するにはどんな方法があるか、どれを採用するかどんな観点で評価すれば良いか

セッション動画

ふくろうふくろう

Compose

■ これでもう迷わない!Jetpack Composeの書き方実践ガイド

Composeの基礎から紹介してくれている、すぐに活用できる情報満載なセッション。

Composeの描画フェーズ含む基礎的な考え方、命名規則含むデザインパターンやパフォーマンス向上のテクニック、チームでの具体的な運用方法など。

これどちらでも動くけどどちらが正解だろう...AIの解答はこうだけど合ってるのかな....などの迷いが減りきっと生産性が上がるはず。

✅ なぜ?がわかる事前知識(Composeの基本)
✅ どう活用するかの実践的なプラクティス(デザインパターン、パフォーマンス、アクセシビリティ)
✅ チーム開発でどう継続的に運用するか

セッション動画

ふくろうふくろう

デザイン(エンジニアとのコミュニケーション含む)

■ デザイナーがAndroidエンジニアに挑戦してみた

デザイナーが開発するとどんな視点でどんなことを思うのか、概念も具体も交えた内容でとてもわかりやすく面白いセッション。

FigmaのstyleやComponentとほぼ同じ思想でCompose組めるとか、OOUIの考え方とKotlinのデータクラスが相性良いとか、デザイナーの視点で見た開発はこういうものなんだなと。

セッション中にあった「 ”できるできない” のコミュニケーションから ”一緒によりよく作る” のコミュニケーションへ」をうちの会社でもやりたいし、そのためにもっともっとデザイナーとエンジニアお互いに理解が進むと良いなと感じました。

✅ ComposeとFigmaで共通するUI設計の考え方
✅ OOUI(オブジェクト指向UIユーザーインターフェース)× data classの組み合わせがわかりやすい
✅ 開発を通しての気づきとエンジニアとのコミュニケーションの変化

セッション動画

■ はじめてのMaterial3 Expressive

M3 Expressiveの概要と魅力、また具体的に何がアップデートされたのかを実装とイメージgif付きで紹介しているセッション。

網羅的にコンポーネントを載せているのでカタログ的にも参照できるし、またエンジニアのアンケート結果やプロダクト特性を踏まえてM3 Expressiveの導入をオススメできるかの基準についても記載があり、タイトルの通りM3 Expressiveをはじめる際のお供に良いなと感じました。

✅ M3 Expressiveとは、また魅力について
✅ M3からのアップデート内容と具体的なComponent紹介
✅ エンジニアアンケート結果と導入判断の観点

セッション動画

ふくろうふくろう

Jetpackライブラリ関連

■ Navigation 2 を 3 に移行する(予定)ためにやったこと

Navigation3について概要から具体的なユースケースごとにどのように実装したら良いか紹介してくれているセッション。

Scene/SceneStrategyなど新しい概念もわかりやすく説明してくれていたり、ネストグラフ/Hiltとの統合/DeepLinkのハンドリング/マルチバックスタックなど課題となり得る箇所がpickupされていてとても参考になりそう。

✅ Navigation3の概要
✅ Navigation Composeと実際のユースケースを通して比較
✅ 移行する際の具体的な課題とその対処例

セッション動画

■ EncryptedSharedPreferences が deprecated になっちゃった!どうしよう!

タイトルの通りEncryptedSharedPreferences が deprecated になった背景と、移行先として取れる選択肢がわかるセッション。

私自身は当該ライブラリは未利用のため知らずセッションの対象者ではなかったのですが、yanzmさんのセッションはいつもためになり面白いため拝聴しました。

deprecated になった背景が技術的・思想的双方あることが興味深く、また対応策についてもコードを交えて詳しく紹介されていてとても分かりやすかったです。

✅ deprecatedとなった背景
✅ どんな移行先があるか、どれを採用すべきか
✅ 背景としてあるAndroid Keystoreのバグに対処する心構えと対処法

セッション動画

ふくろうふくろう

その他

■ スマホ新法って何?12月施行?アプリビジネスに影響あるの?

今年12月に施行が予定されているスマホ新法について公正取引委員会の方が紹介してくれているセッション。

我々エンジニアに具体的にどのような影響があるのか、ユーモアを交えて話してくださってます。なんとスライドは6枚しかなかったのですが軽妙なトークに引き込まれました。

資料が見つけられなかったので動画を埋め込み
https://www.youtube.com/watch?v=GxMjoQ_pIr4

ふくろうふくろう

チームビルディング

■ 「どこから読む?」コードとカルチャーに最速で馴染むための実践ガイド〜新メンバーを活躍に導くオンボーディング戦略〜

新メンバーが馴染むための方法だけでなく、受け入れる側はどのような準備をすべきかまで紹介されているセッション。

新メンバー視点:コードの読み解き方/固有の技術や設計の理解の仕方について、具体的にどんな場面でどのように進めるべきかが分かる

受け入れる側:新メンバーはこんなドキュメントがあり助かった、こんなところでつまづいた、といった具体的な課題とそれを踏まえた「最低限必要なドキュメント」、またそれを陳腐化させない運用方法が分かる

✅ 巨大・レガシーコードベースの読み解き方
✅ プロジェクト固有の技術やアーキテクチャの理解
✅ 「最低限これだけは必要」なドキュメントとは

セッション動画

ふくろうふくろう

KMP / CMP

■ 共有と分離 ─ Compose Multiplatform “本番導入” の設計指針

KMP(Kotlin Multiplatform)とCMP(Compose Multiplatform)を導入したプロジェクトについて、導入背景から具体的な実装まで詳しく紹介しているセッション。

初級~中級向けという印象で、全体像から具体的な実装例までとてもわかりやすい内容でした。個人的にもKMP/CMPはDay1のWorkshopで初めて触ったこともありしっかり復習できとてもありがたかったです。

✅ どんな要件や担当メンバーだったから導入しやすかった
✅ 何を共通実装にすべきかをフローチャートや具体的な判断基準とともに紹介
✅ 分離コードとする場合の具体的な実装例も
  ー Kotlinから直接呼び出せる場合
  ー 直接呼び出せない場合:ネイティブSDKをSPM + Koinでインジェクトして使う方法

セッション動画

このスクラップは6日前にクローズされました