Open2

Difyのライセンスを見てみる

Fujiya228Fujiya228

Open Source License

Dify is licensed under the Apache License 2.0, with the following additional conditions:

  1. Dify may be utilized commercially, including as a backend service for other applications or as an application > development platform for enterprises. Should the conditions below be met, a commercial license must be obtained from the > producer:

a. Multi-tenant service: Unless explicitly authorized by Dify in writing, you may not use the Dify source code to > operate a multi-tenant environment.
- Tenant Definition: Within the context of Dify, one tenant corresponds to one workspace. The workspace provides a > separated area for each tenant's data and configurations.

b. LOGO and copyright information: In the process of using Dify's frontend, you may not remove or modify the LOGO or > copyright information in the Dify console or applications. This restriction is inapplicable to uses of Dify that do not > involve its frontend.
- Frontend Definition: For the purposes of this license, the "frontend" of Dify includes all components located in > the web/ directory when running Dify from the raw source code, or the "web" image when running Dify with Docker.

Please contact business@dify.ai by email to inquire about licensing matters.

  1. As a contributor, you should agree that:

a. The producer can adjust the open-source agreement to be more strict or relaxed as deemed necessary.
b. Your contributed code may be used for commercial purposes, including but not limited to its cloud business operations.

Apart from the specific conditions mentioned above, all other rights and restrictions follow the Apache License 2.0. > Detailed information about the Apache License 2.0 can be found at http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0.

The interactive design of this product is protected by appearance patent.

© 2024 LangGenius, Inc.


Licensed under the Apache License, Version 2.0 (the "License");
you may not use this file except in compliance with the License.
You may obtain a copy of the License at

http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0

Unless required by applicable law or agreed to in writing, software
distributed under the License is distributed on an "AS IS" BASIS,
WITHOUT WARRANTIES OR CONDITIONS OF ANY KIND, either express or implied.
See the License for the specific language governing permissions and
limitations under the License.

Fujiya228Fujiya228

Apache License 2.0 は非常に自由度の高いオープンソースライセンスだが、いくつかの制約と条件が付いている。また、Dify の追加条件によって、その範囲がさらに制限されている。

1. Apache License 2.0 の基本的な権利と制限

Apache License 2.0 の下では、次のことが許可されてる:

  • 商用利用: ソースコードを使用して商用プロジェクトに組み込んだり、サービスを提供したりすることができる。
  • 改変と配布: コードを変更し、再配布することができる(変更した場合は、変更点を明記する必要がある)。
  • サブライセンス: 自分のプロジェクトに統合して再配布する場合、そのプロジェクト全体に別のライセンスを適用することができる。
  • 著作権表示の保持: ソースコードの著作権およびライセンス通知を変更せずに保持する必要がある。

ただし、Apache License 2.0 には以下の制限がある:

  • 免責事項: ソフトウェアは現状のままで提供され、暗黙の保証は一切ない。つまり、ソフトウェアの使用に起因する損害について開発者は責任を負わない。
  • 特許のライセンス: ソースコードに関連する特許を持つ場合、ライセンス受領者に特許ライセンスが付与される。ただし、訴訟を起こした場合、その特許ライセンスは無効となる。

2. Dify の追加条件

Dify では Apache License 2.0 の下で公開されているが、さらにいくつかの追加条件が設定されている。これにより、Apache License 2.0 に基づく利用の一部が制限されている。

追加条件の要点

  1. 商用利用に関して

    • Dify は商用利用が可能でだが、以下の条件に該当する場合は商用ライセンスの取得が必要:
      • マルチテナントサービス: 書面による許可なしに、Dify のソースコードを使用してマルチテナント環境を運用することは禁止されている。
        • テナントの定義: Dify の場合、1つのワークスペースが1テナントに相当し、各ワークスペースがデータと設定を分離した領域を提供すること。
  2. ロゴおよび著作権情報の扱い

    • Dify のフロントエンドを使用する際、ロゴや著作権情報の削除または変更は禁止されている。
      • フロントエンドの定義: Dify の web/ ディレクトリにある全コンポーネント、もしくは Docker で Dify を実行する際の "web" イメージに該当する。
  3. 寄稿者に関する規約

    • 寄稿者は、以下に同意する必要がある:
      • プロデューサー(LangGenius)は、オープンソースの利用条件を必要に応じて緩和または厳格化することができる。
      • 寄稿したコードは、商業目的を含むプロデューサーの事業活動に使用される可能性がある。

3. 具体的な利用例について

  • 許可されること

    • Dify のソースコードを改変し、自社の社内システムやエンタープライズ用途で利用する。
    • フロントエンド部分に触れない形で、Dify のバックエンド API を活用して独自のアプリケーションを開発する。
    • Dify をベースにしたシングルテナントのアプリケーションを自社内やクライアント向けに展開する。
  • 許可されないこと(商用ライセンスが必要)

    • Dify のソースコードをそのまま用いて、マルチテナントのSaaSとして提供する。
    • Dify のフロントエンド部分のロゴや著作権情報を削除して再配布する。

4. まとめ

Apache License 2.0 のもと、Dify のソースコードを改変して商用利用することは可能だが、Dify の追加条件に違反しないよう注意が必要。特にマルチテナント環境での利用やフロントエンド部分の改変には商用ライセンスの取得が必要となる場合がある。

もし具体的な商用利用やライセンスの適用範囲について不明点があれば、business@dify.ai へ問い合わせることが推奨されている。