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次世代ターミナルWarpに入力したデータはどこまで収集されるのか

ふじしろふじしろ

ドキュメント

https://docs.warp.dev/getting-started/privacy

気になるのはTelemetryというワード

意味としては、遠隔測定法距離測定とのこと。
https://eow.alc.co.jp/search?q=telemetry

このページの文脈において、Telemetryとは、Warpが製品の品質や問題のデバッグを改善するために使用するデータのことです。Telemetryには、コンソールの入力や出力は含まれません。ユーザーは、設定メニューからTelemetryの送信をオンまたはオフにすることができます。

Telemetry data never includes console input or output and usage of this data will never be part of our business model.

DeepL訳)
テレメトリーデータにコンソールの入力や出力が含まれることはなく、このデータの利用が私たちのビジネスモデルの一部になることはありません。

その後もコンソールへの入出力は収集データに含まないことを強調している

Warp collects high-level usage data ( **never console input or output** ) to discover product quality issues and guide feature prioritization.

DeepL訳)
Warpは、製品品質の問題を発見し、機能の優先順位付けを導くために、高レベルの使用状況データ(コンソールの入力や出力ではありません)を収集します。

プライバシーポリシー全文

https://assets-global.website-files.com/60352b1db5736ada4741b380/60b7f8d410ec2b9fc2a45af9_privacy-notice.pdf

内容は以下のような感じ

  • プライバシー通知: Warpは開発者や開発チームの生産性を高める新しいターミナルです。このプライバシー通知では、サービスに関連して収集、使用、開示、および処理する個人情報について説明します。
  • 個人情報の収集: Warpは、サービスの利用に伴って、ユーザーから直接または第三者から提供される個人情報を収集します。収集する個人情報には、連絡先情報、ターミナルの内容、カスタマーサービスやコミュニケーションの履歴、お問い合わせやフィードバック、マーケティングメールの登録などがあります。
  • 個人情報の使用: Warpは、サービスの提供や改善、マーケティングや広告の配信、顧客のニーズや嗜好の理解、新しい製品やサービスの開発、法的義務や権利の遵守などの目的で、収集した個人情報を使用します。
  • 個人情報の開示: Warpは、サービスプロバイダー、企業取引や再編成の関係者、法的な義務や権利を守るための第三者、およびユーザーの同意に基づく第三者に対して、個人情報を開示する場合があります。
  • コミュニケーションの設定: ユーザーは、マーケティングコミュニケーションや広告を受け取らないようにオプトアウトしたり、コミュニケーションの方法や頻度を変更したりすることができます。
  • クッキー通知: Warpはクッキーや関連技術を使用して、ユーザーとサービスとのやり取りに関する情報を収集し、サービスの効果や品質を測定し、ユーザーに関心のある情報や広告を提供します。ユーザーはブラウザの設定でクッキーを拒否したり管理したりすることができます。

**Personal Information You Provide(ご提供いただいた個人情報について)**のセクションでターミナルの内容についての記載がある。

Terminal Content: On an opt-in basis, you may choose to enable features that require us to store some content from your terminal sessions. Examples of these features are Cloud History and Block Sharing. However, sharing of terminal data with our servers is on a purely opt-in basis. Moreover, we will provide tools for deleting and exporting that data.

DeepL訳)
オプトインベースで、お客様の端末セッションから一部のコンテンツを保存する必要がある機能を有効にすることを選択できます。これらの機能の例としては、クラウド履歴およびブロック共有があります。ただし、当社のサーバーとの端末データの共有は、純粋にオプトインベースです。さらに、当社はそのデータを削除およびエクスポートするためのツールを提供します。

ざっくり以下のような感じか。

  • Warpはユーザーが同意した場合(オプトインした場合)に限り、ターミナルセッションから一部の情報を保存することができる。
    • 例:クラウド履歴やブロック共有機能
    • ただし、データの共有はユーザーが自ら望んだ場合(オプトインベース)のみ(だから安心してね、的な?)。
  • 加えて、Warpはユーザーが自分の情報を削除したりエクスポートしたりできるようにツールを提供している。(安心感の強調)

結論

明確に同意しない限りは、共有されたりしない模様。