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CSS基本講座4 ボックス

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こんにちは!
今回は、CSSのレイアウトの基本となる 「ボックスモデル」 について解説します!

HTMLの要素は、すべて 四角いボックス(箱) として扱われます。
この「ボックス」のサイズや位置をコントロールするのが今回のテーマです。

CSS基本講座4 ボックス

ボックスモデルとは?

📌 使いどころ
ボックスモデルは、要素の 余白や枠線 をコントロールするための考え方です。

📖 構造のイメージ

このような感じで、ボーダーの内側と外側にそれぞれ余白があるのが特徴です。
内側をパディング(padding、外側をマージン(margin といいます。

では、具体的にどのように使えるのか。

例えば、以下のボタンを例とすると

「ボタン」という文字が真ん中に表示されてますよね。
文字とボーダーの距離、つまり余白を広げたい(もしくは縮めたい)ときにパディングを使って調整できます。

次にマージンです。
これは、ボタンが2つある場合などに、そのボタン同士の余白を調整したいときに使えます。

💡 例:ボックスに余白と枠線をつける

margin

margin: 20px;

マージンの上下左右に20pxの余白をあけました。

以下のように上下左右それぞれ指定することも可能です。

margin-top: 5px;
margin-bottom: 10px;
margin-left: 15px;
margin-right: 20px;

padding

padding: 10px;

パディングの上下左右に20pxの余白をあけました。

padding-top: 5px;
padding-bottom: 10px;
padding-left: 15px;
padding-right: 20px;

border:枠線

border: 1px solid black;

要素のまわりに線を引きます。
左から順に太さ・線の種類・色を指定できます。

まとめ

プロパティ 内容 よく使う値の例
margin 外側の余白を指定 margin: 20px;
padding 内側の余白を指定 padding: 10px;
border 枠線を指定 border: 1px solid #000;
box-sizing 幅の計算方法を指定 border-box, content-box
position 要素の配置方法を指定 static, relative, absolute など
top, left など positionと組み合わせて位置を指定 top: 0;, right: 10px; など

ボックスの扱いは、CSSレイアウトの土台となる部分です。
この仕組みをしっかり理解することで、デザインの幅が大きく広がります!まずは基本から少しずつ試してみましょう 💪

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