HTML 講座1 基本的な書き方
この記事では、HTMLの基本的な書き方についてわかりやすく紹介します。
HTML 講座① 基本的な書き方
基本的な書き方
私たちがインターネットを使って記事や動画を見るとき、実は「サーバー」と呼ばれるコンピューターが、Google Chrome などのブラウザにその記事や動画のデータを送っています。
そして、ブラウザがそのデータを画面に表示してくれることで、私たちはWebページを閲覧できるのです。
※WEBシステムの仕組みについて、もっと詳しく知りたい方は、先に「WEBシステムとは?」も読んでみてくださいね!
このとき、サーバーから送られてくるのは HTMLやCSSといったルールに従って書かれたデータです。
特に、HTMLでは、見出しや文章、画像などにタグと呼ばれる目印をつけて、それぞれの役割をブラウザに伝えます。こうしたタグで囲まれた部分を要素と呼びます。
例えば、「この部分は見出し」「これは文章」といった役割を指定する場合、見出しはh1タグ、文章はpタグを使って以下のように書くことが出来ます。
※HTMLタブをクリックすると、コードを見ることが出来ます。
このように、テキスト部分をタグで囲ってあげることで、その部分が構成要素として何であるかを示すことができます。
また、HTMLでは、各構成要素のことを要素といい、要素の前につけるタグを開始タグ、後ろにつけるタグを終了タグといいます。
HTMLの全体構造
実際にWEBページを書く際は、以下のような形式で書く必要があります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML 講座① 基本の書き方</title>
</head>
<body>
<h1>ようこそ!</h1>
<p>これはサンプルのWebページです。</p>
</body>
</html>
上から順に1つ1つ見ていきましょう!
<!DOCTYPE html>
こちらは、このファイルはHTMLで書かれていますよ!という宣言のようなものです。
DOCTYPEというのがドキュメントタイプ(DOCument TYPE)を指定していて、ドキュメントタイプがHTMLですという意味になります。そのままですね。
<html>
・・・
</html>
HTMLのコードは、<html> タグの中に書く必要があります。
ページを作るときは、このタグで全体を囲んであげましょう。
<head>
<title>HTML 講座① 基本の書き方</title>
</head>
headタグにはタイトルや文字コードなどWEBページに関するデータを記載します。いわゆるメタデータというものです。
※メタデータとは、データに関する情報を意味する言葉で、「高次のデータ」とも呼ばれます。データの作成者や日時、形式、注釈などが含まれます。
<body>
<h1>ようこそ!</h1>
<p>これはサンプルのWebページです。</p>
</body>
bodyタグには、WEBページに表示するコンテンツを記載します。
例えば見出しや記事の内容、画像などはこのbodyタグの中に書いていきます。
練習問題
それでは皆さんにも実際にHTMLを実感していただきたいので、是非CodePenを開いてコーディングを行ってみてください。
※もし、CodePenの書き方についてわからない方は、こちらの記事で説明しているので、ぜひ参照してくださいね。
下のコードをコピーして、見出しや文章の内容を自由に変えてみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML 講座① 基本の書き方</title>
</head>
<body>
<h1>ようこそ!</h1>
<p>これはサンプルのWebページです。</p>
</body>
</html>
解答
おわりに
今回は、HTMLの基本的な書き方について学びました。
今後は、リンクや画像の挿入、リストや表など、より多くのHTMLタグを学んでいくと、Webページがさらに豊かになります!
次回もぜひお楽しみに!
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