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HTML基本講座5 フォーム

2025/03/28に公開

こんにちは!
今回は、HTMLで「ユーザーからの入力」を受け取るために使う フォームタグ について解説します。

Webページでよく見かける

  • お問い合わせフォーム
  • ログイン画面
  • 会員登録ページ

などは、HTMLのフォーム構造で作られています。


HTML基本講座5 フォーム

フォームタグとは

HTMLでユーザーの入力をサーバーに送るには、<form>タグを使います。

タグ名 読み方 用途
<form> フォーム 入力フォーム全体を囲むタグ
<input> インプット ユーザーが情報を入力するための汎用タグ
<textarea> テキストエリア 複数行のテキスト入力欄に使用
<button> ボタン フォームを送信したりアクションを起こす

formタグ:フォームの枠を作る

📌 使いどころ
<form> は、フォーム全体の開始と終了を表します。中に入力欄やボタンなどを入れます。

📖 説明
action 属性で送信先URLを指定し、method 属性で送信方法(GETやPOST)を指定します。

💡


inputタグ:さまざまな入力欄に使う

📌 使いどころ
<input> は、1行の入力欄、パスワード入力、チェックボックスなど、いろいろな用途に使えます。

📖 説明
type 属性によって、テキスト入力やパスワード、ラジオボタンなどに変化します。

typeの値 表示される入力欄
text 1行のテキスト入力欄
password パスワード入力欄
email メールアドレス欄
checkbox チェックボックス
radio ラジオボタン
submit 送信ボタン

💡


textareaタグ:複数行の入力欄

📌 使いどころ
自由に長文を入力できるようにしたいときに使います。お問い合わせフォームの「内容」欄などにぴったりです。

📖 説明
<input type="text"> とは違い、<textarea> では複数行の入力ができます。改行も可能です。

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buttonタグ:送信・リセットなどのアクション

📌 使いどころ
フォームの送信ボタンや、独自のJavaScriptイベントを実行するために使います。

📖 説明
<input type="submit"> でも送信できますが、<button> のほうが中にHTMLを含めたり、柔軟にスタイルを適用できます。

💡


まとめ

タグ名 役割 使う場面
<form> フォーム全体を囲む 入力内容をサーバーに送る枠組み
<input> 1行入力、チェックなど ユーザーからの基本的な入力欄
<textarea> 複数行のテキスト入力欄 コメント欄、問い合わせ内容など
<button> ボタン(送信・リセット) 入力を送信する、またはJSと連携

フォームは、ユーザーとWebアプリケーションをつなぐ重要な橋渡し役です。
うまく活用して、使いやすく伝わるUIを作っていきましょう!

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