Amazon GuardDutyがリージョンサービスであることを再確認した

2024/03/17に公開

目的とサマリ

GuardDutyはリージョンサービスであり、有効にするリージョンを選択することができる。
この際に、ちょっとした議論になった。

  1. 有効にしたリージョンのみで検出を行うのか
  2. 有効にしたリージョンに検出結果があつまるのか

1 のつもりだったのだが、ふいに議論になった際に自信を持てなかったので確認する。

サマリ

結果は以下だった。

  • Amazon GuardDuty は有効にしたリージョンに対して検出を行う。
  • 検出結果はリージョンを超えない。ユーザが結果集約の実装をする必要がある。

情報ソース

Amazon GuardDuty のドキュメント

このページで有効にしたリージョンで検出を開始するとあった。

Once enabled, GuardDuty will immediately begin to monitor for security threats in the current Region.

Amazon GuardDutyに関するよくある質問

このページのQAに以下のようにある。リージョンごとの結果はGuardDutyの機能では他のリージョンに飛ばないことになっている。

GuardDuty はリージョン別のサービスです。複数のアカウントが有効となっていて、複数のリージョンが使用されている場合でも、GuardDuty のセキュリティの検出結果は、基盤となるデータが生成されたリージョンと同じリージョンに残ります。このため、分析されたすべてのデータがリージョンに基づいており、AWS リージョンの境界を超えないことを保証します。

実際に試してみようとしたが…

CLIからこちらのAPIでFindingsを発生させてみようとしたが、そもそもGuardDutyを有効化していないとdetecter-idが発行されないのでAPIを叩くこともできなかった。

強制的にGuardDutyがFindingsを検知するインシデントを起こそうと思って、こちらのテスターを利用しようとしたが、やはり説明でGuardDutyをOnにしてから使えとあった。

まとめ

ひとまず自身の認識が間違えていないことがわかった。

GitHubで編集を提案

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