lispという括弧だらけの言語の始め方【windows】
はじめに
「lisp」という括弧だらけの言語を知っていますか?
試しにコードを見てみましょう。
(defun main ()
(format t "Hello world!")
)
(main)
そう、括弧だらけなんです。
この記事では、windowsで、その「lisp」という言語の種類の一つ、「common lisp」の開発環境の構築方法を紹介します。
と行きたいところですが、
その「common lisp」の中にもまた種類があります。
例えば、「clisp」「sbcl」などがあります。
この記事では、windowsで、その中でも「clisp」の開発環境の構築方法を紹介します。
common lispとは
Common Lisp(コモン・リスプ)は、コンピュータ・プログラミング言語 Lispの標準(の、ひとつ)であり、Lisp方言のひとつでもある。
とのことです。
因みに、common lispは関数型のプログラミング言語(「分からない!!」ってなってもまた現れてくる関数型言語w)らしいです。
clispのインストール
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公式サイトにアクセスします。
https://clisp.sourceforge.io/
(http://clisp.org/ にアクセスすると上のリンクに飛びます。) -
サイトの上部にある「GNU CLISP」の右側のリンクをクリックします。
https://sourceforge.net/projects/clisp/ -
ファイルの一覧ページを開きます。
「Files」>「clisp」>「2.49」の順番でリンクをクリックしていきます。
このファイル一覧のページにある「clisp-2.49-win32-mingw-big.zip」などをインストールすれば大丈夫です。
※緑色の「Download」のボタンをクリックしたら、linux用のbz2ファイルがインストールされるので注意です。 -
インストールされた「clisp-2.49-win32...」みたいなzipファイルを解凍します。
これで「clisp」をインストール出来ます。
clispを環境変数に登録する
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cドライブ直下に「src」というフォルダを作ります。
ダウンロードの中に解凍した「clisp-2.49-win32...」みたいなフォルダがあると思います。
そのフォルダを「src」というさっきのフォルダにその解凍した「clisp-2.49-win32...」みたいなフォルダを入れます。 -
タスクバーの検索窓に「環境変数の編集」と入力してenterを押します。
そうすると、環境変数というウィンドウが立ち上がります。 -
ウィンドウ画面の上部にある欄の中のPathを選択して「編集(E)...」というボタンをクリックします。
そうしたら、「環境変数名の編集」というウィンドウが出てきます。 -
4で出したウィンドウの右側にある「新規(N)」というボタンをクリックします。
そうすると、左側の欄に入力出来るようになっているところが出来ます。
そこに、「C:\src\clisp-2.49-win32-mingw-big\clisp-2.49」と入力します。
あとは、enterを押して、下部にある「OK」というボタンを押します。
これで「clisp」を環境変数に登録出来ます。
clispでファイルを実行する
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任意のディレクトリに、test.lispというファイルと作り、下部のコードを入力します。
test.lisp(defun main () (format t "Hello world!") ) (main)
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タスクバーの検索窓に「cmd」と入力してenterを押します。
そうすると、「コマンドプロンプト」というウィンドウが立ち上がります。 -
そこで、
clisp 任意のディレクトリ/test.lisp
と入力しenterを押します。
もしこれで、「Hello world!」と表示されたら成功です。
おわり
これで、「lisp」の開発環境の構築が出来ます。
「lisp」を学びたい方は、とほほのwww入門さんがlisp入門を作っていたのでそれを参考にするのもありです。
Discussion
「clispのインストール」の一部が間違っていたので、修正しました。