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lispという括弧だらけの言語の始め方【windows】

2024/04/25に公開
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はじめに

lisp」という括弧だらけの言語を知っていますか?
試しにコードを見てみましょう。

(defun main ()
    (format t "Hello world!")
)

(main)

そう、括弧だらけなんです。

この記事では、windowsで、その「lisp」という言語の種類の一つ、「common lisp」の開発環境の構築方法を紹介します。

と行きたいところですが、

その「common lisp」の中にもまた種類があります。
例えば、「clisp」「sbcl」などがあります。
この記事では、windowsで、その中でも「clisp」の開発環境の構築方法を紹介します。

common lispとは

Common Lisp(コモン・リスプ)は、コンピュータ・プログラミング言語 Lispの標準(の、ひとつ)であり、Lisp方言のひとつでもある。

とのことです。

因みに、common lispは関数型のプログラミング言語(「分からない!!」ってなってもまた現れてくる関数型言語w)らしいです。

clispのインストール

  1. 公式サイトにアクセスします。
    https://clisp.sourceforge.io/
    http://clisp.org/ にアクセスすると上のリンクに飛びます。)

  2. サイトの上部にある「GNU CLISP」の右側のリンクをクリックします。
    https://sourceforge.net/projects/clisp/

  3. ファイルの一覧ページを開きます。
    Files」>「clisp」>「2.49」の順番でリンクをクリックしていきます。
    このファイル一覧のページにある「clisp-2.49-win32-mingw-big.zip」などをインストールすれば大丈夫です。
    ※緑色の「Download」のボタンをクリックしたら、linux用のbz2ファイルがインストールされるので注意です。

  4. インストールされた「clisp-2.49-win32...」みたいなzipファイルを解凍します。

これで「clisp」をインストール出来ます。

clispを環境変数に登録する

  1. cドライブ直下に「src」というフォルダを作ります。
    ダウンロードの中に解凍した「clisp-2.49-win32...」みたいなフォルダがあると思います。
    そのフォルダを「src」というさっきのフォルダにその解凍した「clisp-2.49-win32...」みたいなフォルダを入れます。

  2. タスクバーの検索窓に「環境変数の編集」と入力してenterを押します。
    そうすると、環境変数というウィンドウが立ち上がります。

  3. ウィンドウ画面の上部にある欄の中のPathを選択して「編集(E)...」というボタンをクリックします。
    そうしたら、「環境変数名の編集」というウィンドウが出てきます。

  4. 4で出したウィンドウの右側にある「新規(N)」というボタンをクリックします。
    そうすると、左側の欄に入力出来るようになっているところが出来ます。
    そこに、「C:\src\clisp-2.49-win32-mingw-big\clisp-2.49」と入力します。
    あとは、enterを押して、下部にある「OK」というボタンを押します。

これで「clisp」を環境変数に登録出来ます。

clispでファイルを実行する

  1. 任意のディレクトリに、test.lispというファイルと作り、下部のコードを入力します。

    test.lisp
    (defun main ()
        (format t "Hello world!")
    )
    
    (main)
    
  2. タスクバーの検索窓に「cmd」と入力してenterを押します。
    そうすると、「コマンドプロンプト」というウィンドウが立ち上がります。

  3. そこで、clisp 任意のディレクトリ/test.lispと入力しenterを押します。
    もしこれで、「Hello world!」と表示されたら成功です。

おわり

これで、「lisp」の開発環境の構築が出来ます。
lisp」を学びたい方は、とほほのwww入門さんがlisp入門を作っていたのでそれを参考にするのもありです。

Discussion

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clispのインストール」の一部が間違っていたので、修正しました。