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EndeavorOSで複数WMインストール

2024/04/09に公開

Linux

windowmanager

tech

概要

Gitにて各種WMの設定ファイル・インストールスクリプトが公開されているGithub

このスクリプトをもとにWMをインストールします。

問題：各WMで競合する

インストールスクリプトの内容を見てみましょう。

Qtile

echo "Deletes some existing config. Are you sure you want to do this? (yes/no)"
read x
if [ "$x" = "yes" ]
then
  echo "Presuming that all dependencies already installed..."
  rm -f ~/.Xresources ~/.gtkrc-2.0 ~/.config/picom.conf
  cp .Xresources ~/
  cp .gtkrc-2.0 ~/
  cp .config/picom.conf ~/.config/picom.conf
  rm -rf ~/.config/gtk-3.0/
  cp -r .config/gtk-3.0 ~/.config/
  rm -rf ~/.config/qtile/
  cp -r .config/qtile ~/.config/
  rm -rf ~/.config/rofi/
  cp -r .config/rofi ~/.config/
  rm -rf ~/.config/dunst
  cp -r .config/dunst ~/.config
  #Just make the files executable by git update-index --chmod=+x low_bat_notifier.sh and then commit to the repo
  chmod +x ~/.config/qtile/scripts/low_bat_notifier.sh
  cp -r .config/xfce4 ~/.config
  echo 'done'
fi

Openbox

mkdir -p ~/.config
mkdir -p ~/.themes
cp -R .config/* ~/.config/
cp -R .themes/* ~/.themes/
cp .gtkrc-2.0 ~/.gtkrc-2.0
chmod -R +x ~/.config/openbox/scripts
chmod +x ~/.config/rofi/powermenu.sh
sudo pacman -Syu --needed --noconfirm - < packages-repository.txt
sudo systemctl enable lightdm.service
# eos-packagelist --install "Openbox Edition"
dbus-launch dconf load / < xed.dconf

下記のように同じファイルを上書きすることでWM環境の設定を達成している部分があり、
同じ環境で実行してしまうとどちらかのWM環境が壊れてしまいます。

  cp .gtkrc-2.0 ~/

=>　インストールスクリプトを見てみるとユーザーディレクトリ配下[~/]のみ設定ファイルを変更しているようですので、

今回はのみWMごとにアカウントを作成することで解決します。

アカウント作成

新規ユーザーでsudoを使えるようにするため現ユーザーの所属グループの確認をします。

（念のため、現ユーザーのグループすべて新規ユーザに追加しています。）

groups

ユーザーを新規追加します。

useradd -mG group1,group2,group3... newusername

パスワードを設定します。これでパスワードログインすることが可能になりました。

passwd newusername

ユーザーの追加は完了しました。

追加したユーザー情報をもとに、lightDMのログインユーザーを追加します。

cat /etc/passwd
vi /etc/lightdm/users.conf

新規ユーザーにログインします。

dm-tool switch-to-greeter

WMインストール

インストールしたい対象のリポジトリをクローンし、インストールスクリプトを実行します。

git clone https://github.com/EndeavourOS-Community-Editions/bspwm
cd bspwm
sudo ./openbox-install.sh

依存関係に問題などなければログアウトし、WMを選択して再度ログインしてください。

手軽に複数WM切り替えたい場合

ArcoLinuxがおすすめです。

イメージファイルの大まかな分類

D: GUIなし
XL:GUIあり（Xfce）
XS:GUIあり（Xfce）デフォルトカーネル（ZEN・XANMOD・HARDENED・LTSなど）の選択可能
B:デフォルトWMの選択可能

データセンター

下記2つが快適

シンガポール：Wayland系のWMのみでよければ一番高速
スウェーデン：一番ISO網羅している。十分なダウンロード速度。

ArcoLinuxBの好きなWMを選んでISOインストールしてみてください。

archLinux tweak toolからWMの追加が可能です。

概要