⌨️

私の歴代キーボードのレビュー

に公開

はじめに

始めまして、ふるごです。2025現在、東京のIT企業でITエンジニアとして働いているのでよろしく。

ブログを久しぶりにまた書こうと思ったので、今まで使ってきたキーボードを通して自己紹介をしようと思う。キーボードについて語る前に環境について話すと、プライベート用にMacを使っていて、仕事ではWindowsを使っている。仕事でもプライベートでもVimキーバインドを設定している。

初めてのキーボード Let's Note CF-AX2

初めてのキーボード

押し入れから引っ張り出してきたからボロボロ

初めて自分のパソコンを持ったのは、大学に入学してからだった。
大学の案内に従って生協のPCを親に買ってもらい、初めてPCが自分のものになった。大学に入って初めてプログラミングをしたので、めちゃくちゃ間違え、めちゃくちゃタイプしたのがこのキーボードである。

当時はまったくキーボードに興味がなく、ノートPCについてくるものを当たり前のように使っていた。配列はJISで、キーの大きさは小さく、打鍵感は非常に悪かった。タイプするとすぐに底打ちし、指への負荷が大きかった。

よくこんなキーボードでタイプできていたなと思うが、それでも自分にとっては念願の自分のパソコンだったし、初めてのことだらけで楽しかった。

初めての外付けキーボード Happy Hacking Keyboard Professional 2 墨

HHKB Pro 2

しばらくノートパソコンのキーボードを使っていたら、指が痛くなってしまった。大学4年の頃である。エディタの操作が未熟だったことやタイプミスの多さが原因だった。

そこで外付けキーボードを導入することを思い立った。大学の計算機室にはHHKB Liteが置いてあり、研究室ではHHKB Type-Sを使っている先輩がいて、気持ちよさそうにタイプしていた。

バイト代を貯めて思い切ってHHKB Pro2を購入した。JIS配列は微妙にZ行がずれているのでUS配列にしてみた。思い返せば、これがキーボードへのこだわりが強くなったきっかけだった。

使ってみると、それはもう天にも昇るような心地だった。悩んでいた腱鞘炎は解消され、再びタイプできるようになったどころか、プログラミングがより楽しくなった。スコスコと打鍵感がよく、研究室に持って行ったりバイト先に持って行ったり、めちゃくちゃ使い込んだ。

US配列や変則的な配列、独立した矢印キーがないことにもすぐに慣れて、自分の口のように、思ったことをほぼ遅延なく出力できるようになった。IMEの有効無効の切り替えは「Ctrl + Space」で行う派なのでJIS配列にあった全角半角キーなくても大きな違和感がなかった。

以後、キーボードは必ず外付けを使うようになり、キー配列もUS配列を選ぶようになった。

入社記念のキーボード Happy Hacking Keyboard Professional 2 Type-S 無刻印

HHKB Hybrid Type-S 雪

入社する直前、アルバイトとして働いていた時期のこと。オフィスでHHKBをタイプしていたら、音がうるさいと言われたため、新たに静音モデルを購入することにした。キー配列は頭に入っていてタイプミスも減っていたので、思い切って無刻印モデルを選んだ。

今振り返ると、完全に厨二病だった。いくらブラインドタッチができるとはいえ、無刻印にしたところで何のタクティカルアドバンテージもない。ただ、信頼性や打鍵感はいいセンスだ。

5年くらい使って次のキーボードに買い換えたが、一部破損しているにも関わらず、1万5000円くらいで売れた。リセールバリューが高いのも良かった。

可愛さを求めたキーボード Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 雪

HHKB Hybrid Type-S 雪

現役で愛用している。

結婚して性格が少し丸くなった影響か、キーボードにも「可愛さ」を求めるようになった。そんなときに雪モデルが発売された。無刻印にも飽きてきた頃だったので、刻印ありを購入。雪の中に文字が散らしてあるようなデザインで、今でもとても気に入っている。

Bluetooth接続が調子悪いのでいつも有線で使っているが、安定していて信頼できる相棒である。

薄いキーボードもいいなと思わせてくれたキーボード Anker A7726

Anker A7726

仕事でお客様のオフィスに行くことが増えたため、軽作業用に購入した。

値段が2000円程度と安く、薄い点は持ち運び用として良かった。急いでタイプしていると文字抜けが発生したり、軽すぎてタイピング中にキーボードがずれてしまうことがたまにあった。

Bluetooth接続のせいなのか、キーボードを押した時の認識がおかしいのか、わからないが微妙に使いづらかった。

キーボードは信頼性が大事だと教えてくれたキーボード Keychron B1 Pro

Keychron B1 Pro

もう返品してしまっていて、写真がなかったw

非常に期待していただけに、ガッカリしたキーボードである。

見た目はLogicoolのMX Keys Miniにそっくりだが、値段は半分の6,000円ほど。薄くて打ち心地が良さそうで、有線接続にも対応していたのが購入の決め手だった。

打鍵感は良く、気に入っていたのだが、すぐに壊れてしまった。
タイプ抜けが頻繁に発生し、「ちゅ」を素早く「t」「y」「u」と入力すると「ty」までしか認識されず、次の文字が入力されてしまう。仕事では到底使い物にならなかったが、気分転換用として使っていた。

Amazonで購入してからちょうど1ヶ月後、キーが物理的に飛び出してきて修復不能に。返品・返金がギリギリ間に合ったのは幸運だったが、Keychronへの不信感が残った。Amazonで買うと、こういう時いいよね...

薄い割に打鍵感が良かったが、6,000円のキーボードが1ヶ月で壊れるのはさすがにひどい。キーボードはあくまで道具であり信頼性が最も重要であることを教えてくれたキーボードだった。

いろんなYouTuberがこのキーボードを好意的に紹介していたが、長期間使っていないレビューだったか、タイピングスピードが遅い人だったのか、本当のことを言うつもりがなかったのかはわからない。やはり自分で触ってみるしかないのだろう。

現代のキーボードを求めて Logicool MX MECHANICAL MINI for Mac

Logicool Mechanical Mini

最新のキーボードを探してたどり着いたのがこれ。
ロープロファイルで持ち運びの際に嵩張らず、キーも重すぎないものを探していた。

Lofree、Keychron、Nuphyなどもロープロファイルキーボードを出していたと思うが、Keychron B1 Proの件もあり、新興メーカーは避けることにした。トラウマというやつである。

たまたま家電量販店に行く機会があり、店頭で試打してみると、HHKBよりもキーが軽く感じた。さらに、Logi Options+ を使えばキーボードのボタンにマクロを組み込めるという機能もあり、面白そうだったので購入。

Mx Keys Miniと比べると右一列多くて邪魔だという考え方もあるが、こちらにはAIを起動させたりするマクロを入れたり、タスクを一発で終わらせるキーを割り当てようと考えている。まだ届いたばかりで体が慣れていないので、詳しいレビューはまた後日書こうと思う。

ところで、何でLogicoolはUS配列版をfor Macだけでしか出していないんだろうね?

終わりに

当ブログは今後技術系のネタを書く予定である。もしよければ他の記事も見てね。

また、生成AIは記事の校正のみに使用し、文章は自分の頭で考えて書こうと思っている。キーボードをタイプしたいからね。

Discussion