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Cursor 0.45で進化した!Project RulesはまるでCursor版GPTs!
Cursorのバージョン0.45で追加された新機能「Project Rules」をご存知でしょうか?この新機能を利用することで、様々なプロジェクト内タスクを自動化し、まるでGPTsのようにプロンプトを設定して効率よく作業を進められるようになりました。今回はその具体的な設定方法と活用術をご紹介します。
Project Rulesの設定方法
まず、Project Rulesを設定してみましょう。
- 設定メニューからGeneralを選択し、次にProject Rulesに移動します。
- **「+ Add new rule」**をクリックし、新規ルールを作成します。例えば
explain-code
という名前を付けると、.cursor/rules/explain-code.mdc
というファイルが生成されます。
ルール設定の詳細
生成された .mdc
ファイルを開くと、以下の3つを設定できます。
- Description: ルールの概要を記述します。
- Globs: 対象ファイルを指定します。
- Rule: 実行される処理を記述します。
例えば、以下のように設定します。
ルール設定例
Description: "複数ファイルの解説"
Globs: ""
Rule: |
# 与えられたファイルの解説をします
- 複数ファイル指定された場合は、それぞれのファイルを解説します
設定を保存し、Command + Shift + Pを押してReload Windowを選択し、ルールファイルを読み込みます。
ルールを使用してみよう
次に、Cursor ChatでProject Rulesを使ってみましょう。
- ファイル一覧から複数のファイルを選択してCursor Chatに追加します。
- チャット入力欄で
@
マークを入力し、Cursor Rulesからexplain-code.mdc
を選択します。 - Enterキーを押すだけで、指定したルールに基づいた解説が始まります。
応用例
Project Rulesの応用例もいくつかご紹介します。
README.mdの要約
README.md内の情報を要約するルールを設定します。
Description: "README.mdの解説"
Globs: "README.md"
Rule: |
# README.mdの内容を要約します
このルールを適用することで、プロジェクト内のREADME.mdファイルを探し情報を整理してくれます。
SQLテーブル設計の解説
.ddl
ファイル内のSQL文を解析し、テーブル設計を解説することもできます。
Description: "SQLのCREATE文を解説する"
Globs: "*.ddl"
Rule: |
# 与えられたファイルの中でCREATE TABLEしている箇所を探しテーブルの解説をする
- テーブルの役割を解説して、関連するテーブルを併記する
集大成としてのComposerのAgentモード
Project RulesはComposerのAgentモードで利用すると効果的です。指示内容と関連するルールをCursorが自動で探してきてAgentを動かします。特定のプロジェクトでよく使う処理を自動化し、効率を最大限に高めることができるでしょう。
Cursor 0.45のProject Rulesを活用して、あなたのプロジェクト管理を更に賢くしてみてはいかがでしょうか?どんどん新しいルールを作成して、さまざまなシナリオに合わせた自動化を実現しましょう!
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