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Ubuntu上でBrowser UseのWeb UIを動作させる手順
Ubuntu上でBrowser UseのWeb UIを動作させる手順
この記事では、Ubuntu上でBrowser UseのWeb UIを動作させる手順を説明します。必要なソフトウェアのインストールから、Web UIの起動までを段階的に解説します。
1. リポジトリのクローン
まず、GitHubからリポジトリをクローンします。
git clone https://github.com/browser-use/web-ui.git
cd web-ui
2. Python環境のセットアップ
2.1. pyenvのインストールと設定
Python 3.11以上が必要です。pyenvを使ってPython 3.11.9をインストールします。
# pyenvのインストール
curl https://pyenv.run | bash
# pyenvをシェルに追加
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo 'command -v pyenv >/dev/null || export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
# Python 3.11.9のインストール
pyenv install 3.11.9
# カレントディレクトリでPython 3.11.9を使用
pyenv local 3.11.9
# Pythonのバージョン確認
python --version
2.2. 仮想環境の作成とアクティブ化
仮想環境を作成し、必要なパッケージをインストールします。
# 仮想環境の作成
python -m venv .venv
# 仮想環境のアクティブ化
source .venv/bin/activate
# 必要なパッケージのインストール
pip install -r requirements.txt
3. Playwrightのインストール
Playwrightをインストールし、必要なブラウザをセットアップします。
playwright install
4. 環境変数の設定
環境変数の設定ファイルをコピーし、OpenAI APIキーを設定します。
# 環境変数の設定ファイルをコピー
cp .env.example .env
# .envファイルにOpenAI APIキーを設定
OPENAI_API_KEY= # ここにAPIキーを入力して保存
5. リモートデスクトップでの作業
macからUbuntuにリモートデスクトップで接続し、コンソールを立ち上げて作業を続けます。
5.1. リポジトリのディレクトリに移動
cd ~/web-ui
5.2. 仮想環境のアクティブ化
source .venv/bin/activate
5.3. Web UIの起動
Web UIを起動します。
python ./webui.py --ip 127.0.0.1 --port 7788
5.4. ブラウザでのアクセス
Ubuntuのリモートデスクトップ上でブラウザを立ち上げ、以下のURLにアクセスします。
http://127.0.0.1:7788
これで、Browser UseのWeb UIが動作するはずです。
まとめ
この手順に従うことで、Ubuntu上でBrowser UseのWeb UIを簡単に動作させることができます。Python環境のセットアップからWeb UIの起動まで、段階的に進めることでスムーズに設定できるでしょう。
参考リンク:
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