Compose fileの最新の仕様はthe Compose Specificationである(Docker Compose)
Compose fileの最新の仕様はthe Compose Specificationである
Compose fileの最新の仕様
Compose fileの最新の仕様はthe Compose Specificationです。
Compose file version 3ではありません。
公式ドキュメントで確かにそう言っています。
The latest and recommended version of the Compose file format is defined by the Compose Specification. This format merges the 2.x and 3.x versions and is implemented by Compose 1.27.0+.
the Compose Specificationとは何か?
Docker Composeの新しい仕様です。
2020年9月8日のCompose 1.27.0のリリースで採用されました。
Compose file version 3とCompose file version 2も統合した新しい仕様です。v3の文法もv2の文法も使える独立した新しい仕様です。
かつてのDocker Composeは仕様が非公開で、Docker Compose自体の実装に沿った仕様でしたが、the Compose Specificationによってオープンになりました。参考1、参考2
the Compose Specificationのリファレンス
これがthe Compose Specificationのリファレンスです。
Compose file version 3のリファレンスともCompose file version 2のリファレンスとも別ページにあります。注意して下さい。
具体的な変更点は?
まだ使いこなしていないのでよく分かりませんが、下記のような点に気付きました。
version
のpropertyが非推奨になっています。- Compose file version 3で利用できなかったnetworksの設定(
gateway
やip_range
やaux_addresses
)が利用できるようになった
最後に
私は現在のCompose fileの仕様がCompose file version 3だと思いこんでいた為、GitHubにて見当違いな質問をしてしまいました。
そこで親切な人に勘違いを正してもらいました。
同じ勘違いをしている人を一人でも減らすことで親切な人へのお礼になればと、この記事を書きました。
まだ理解が足りないことが多いかと思うので、この記事に間違いなどを見つけたら教えて下さい。
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