手を動かして学ぶ文章作成の技術[第2回:具体例の記述パターン]

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はじめに

文章をうまく作成するには、文章の型(記述パターン)に当てはめるのがよい。
たとえば、説明する内容がイメージしにくい場合には、具体例の記述パターンを利用するとよい。

具体例の記述パターン

~~~は、~~~である。たとえば、~~~。

~~~は、~~~である。その一例として~~~が挙げられる。

本記事の「はじめに」の文章も、具体例の記述パターンで書かれています。

悪い例

マウスのボタンを押すことを「クリック」と呼ぶ。「クリック」とは、日本語に訳すと「カチッ」という音のことである。マウスのボタンを押したときに「カチッ」という音がするので、この名前が付けられた。このように、ほとんどのパソコン用語は、動作や形状を英語で表している。

  • 主題(この文章から何を伝えたいのか)がわかりづらい

良い例

ほとんどのパソコン用語は、動作や形状を英語で表したものである。たとえば、マウスのボタンを押すことを「クリック」と呼ぶ。「クリック」とは、日本語に訳すと「カチッ」という音のことである。マウスのボタンを押したときに「カチッ」と音がするので、この名前が付けられた。

  • 主題(この文章から何を伝えたいのか)を先に説明している
  • 主題が読み手にとってイメージしにくい可能性があるため、具体例を挙げている
  • 「たとえば、」と区切っているため、具体例の説明へと切り替わる箇所がわかりやすい

練習問題

下記のいずれか(書きやすいテーマでよいです)について、具体例の記述パターンを用いて文章にしてください。

  • 最近学んだこと
  • この人のここがすごい!
  • 人からは理解されにくいかもしれない、個人的な推しジャンル

まとめ

文章の中で、具体例の記述が必要かどうかは、読み手次第です。
たとえば、読み手がその分野に精通している場合は、わざわざ具体例を挙げる必要はないかもしれません。

わかりやすい文章は、その文章の読み手によっても変わります。
常に、読み手の存在を意識し、読み手に応じた文章を書くことを心がけましょう。

参考文献