Don't use 'BuildContext's across async gaps.

赤じゃないからと無視し続けてきたけれど

地味に黄色の波線にじりじりと包囲されてきたので、
そろそろ真面目に考えようと思って、documentを読んだ。

ダメな例

void onButtonTapped(BuildContext context) async {
  await Future.delayed(const Duration(seconds: 1));
  Navigator.of(context).pop();
}

非同期処理中にcontextって書くなって言われているのはわかるけれど、
じゃあどうするの。
ドキュメントには三つの回避方法が書いてある。
１つ目は、非同期処理から独立させる。

void onButtonTapped(BuildContext context) {
  Navigator.of(context).pop();
}

･･･といったって、そうできないからそうなってるわけで･･･

残りの二つがそっくりなのに微妙に違うので、初級者は困る。

void onButtonTapped(BuildContext context) async {
  await Future.delayed(const Duration(seconds: 1));

  if (!context.mounted) return;
  Navigator.of(context).pop();
}

abstract class MyState extends State<MyWidget> {
  void foo() async {
    await Future.delayed(const Duration(seconds: 1));
    if (!mounted) return; // Checks `this.mounted`, not `context.mounted`.
    Navigator.of(context).pop();
  }
}

なにが違うんだ！

まずやってみる

とりあえず、両方やってみて、今回は２つ目が効いた。
こんな感じ。

  Future<void> fetchPrincipalByLocation(String keywords) async {
    try {
      List<String> location = keywords.split(',').map((e) => e.trim()).toList();
      listPrincipal = await client.principal.getPrincipal(keywords: location);
      principalIds = listPrincipal.map((item) => item.id as int).toList();

      if (!mounted) return; <=　ここをプラス

      if (listPrincipal.length < 5) {
        // データが5件に満たない場合、アラートを表示
        showDialog(
          context: context,　<=　ここに波線が出ていた
          builder: (BuildContext context) {
            return AlertDialog(　　以下略

もう少し理解したい

で、爺様に聞いてみた。その答えが以下だけれど、もしかすると爺様の学習期間以後の変化なのかもしれない。ちょっとためらってる感じがある。

違い
if (!mounted) return; は State クラス内部で使われ、その State オブジェクトがまだウィジェットツリーに存在するかどうかをチェックします。
if (!context.mounted) return; は、ウィジェットの BuildContext がまだ有効かどうかをチェックします。ただし、このメソッドはFlutterの標準APIには存在しないため、使用する前に特定のフレームワークがこの機能を提供しているかを確認する必要があります。

突き詰めると先に進めないので、とりあえず今回はここまで