【失敗談】結局WordPressに戻ってきた話
今までやってきたこと
- React.js
- gatsby.js
- Strapi
- heroku
- cloudflare
なぜワードプレスに戻ってきたのか
結論 : やりたかったことと合致していなかったから。
僕は格安で頻繁に更新するサイトを作成したいと思っていました。
サイトをgatsby.jsで作ってしまい、SSRなのでサイトを更新する際にデプロイする必要がありました。
github経由でcloudflareにデプロイしており、デプロイ上限の500回を超えそうになりました。
また、herokuにstrapiを設置しました。
postgressを利用して10000レコードまで無料で利用できるのですが、
10000レコードを超えそうになり、ストップさせました。
MicroCMSなどはStrapi&herokuよりも容量が少なく、
僕のような使い方だとコストが余計にかかるので除外しました。
敗因
流行りに飛びついたから。
「ヘッドレスCMSがキテる!」「ワードプレスはオワコン」という情報を見て、
ロクに調べもせずに始めました。
企業サイトなど、更新量が少ないサイトの場合だと
最高に適しているのではないかと思います。
ですが、無駄ではありませんでした。
現在、僕は作ったアプリのサイトや利用規約などをgatsby.jsでザッと作り、
CloudFlare Pagesにデプロイすることにより無料で利用できています。
ただ、Strapiはやる必要はなかったので、この用途なら学習時間は半分以下で
済んだのではないかと思います。
Flutterのときは上手く行ったので、
味をしめていたのではないかと思います。
これからヘッドレスCMS,gatsby.jsなどを始める人たちへ
以下のことを気をつければ、上手くいく可能性は高いのではないかと思います。
- 頻繁に更新するかどうか
CloudFlare Pagesを使う場合。月に500回以上ビルドするとコストが掛かるので、
頻繁に更新したい場合はあまりおすすめではありません。
逆に、月数回の更新のサイトなどは無料で利用できるのでオススメです。
- 本当にヘッドレスCMSが必要かどうか
これはしっかりと見極めたほうがいいです。
僕は最初にMicroCMSを使い、その後Starpiに移行しました。
Strapi以外のヘッドレスCMSは基本的に無料枠を超えると利用料金が掛かるので、
作りたいサイトが無料枠の上限に達する可能性があるのか見極める必要があります。
途中でヘッドレスCMSを移行するのはかなりしんどそうで、僕はやったことがありません。
StrapiもHerokuなどを使う必要があります。
Strapiはデフォルト設定ではSQLiteが使われているのですが、herokuはSQLiteのデータの永続化をしてくれないので、僕はpostgressを使いました。
最初、知らずにSQLiteで作ってしまい、数日でデータが消えてしまいました。
herokuのSQLiteは無制限で利用できるのですが、
postgressには10000レコードの上限があり、膨大な記事を扱うことができませんでした。
僕の現在の用途の場合、ヘッドレスCMSは不要で、gatsby.jsだけで十分です。
おとなしくワードプレスを使うべきでした。
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