【App Store】ChatGPTに関連するアプリを公開したい場合の注意点【リジェクト】
公開したアプリ
トークン数の計算アプリ
概要
本記事はApp Store ConnectでChatGPTに関するアプリを提出する際に起こるリジェクトの対処についての記事です。一ヶ月近くリジェクトの対処を行い、ようやく通りました。読者様には僕のように無駄な時間を費やしてほしくないので、この記事を書きました。
Google Playの方は普通に審査に通りました。
Google Playの内容でApp Store Connectの審査も通したかったのですが、
上手くいきませんでした。
どの部分を変更したか、ビフォーアフターとして両方見ていただければわかりやすいかと思います。
書いてはいけない文言
サムネ、タイトル、サブタイトル、キーワード、説明文、アイコンに、以下のワードを入れるとリジェクトされました。
つまり、すべての入力部分に以下の文言を入れてはいけないということになります。
- ChatGPT
- GPT
- OpenAI
商標的に説明文に書いても問題ないのですが、
Appleはリジェクトをしてきます。
代替案
「ChatAI」という文言を使いました。
ChatGPTやGPTを記載していた部分をすべて「ChatAI」に置き換えて審査に出したら通りました。
リジェクトの文面
Guideline 4.1 - Design - Copycats
Your app's metadata contains content that is similar to third-party content, >which may create a misleading association with another developer's app or >intellectual property.
Specifically, your app's name includes references to ChatGPT.
試したこと
App Storeのレビューに以下のメッセージを送りました。
- 商標的に問題ない旨
- 説明文にChatGPTと書かないと、
なんのアプリかユーザーに伝わらない旨 - アプリの機能は全く似ていない旨(ChatGPTと自分のアプリを比較したスライドを添付して送りました。)
色々したのですが、どれもダメでした。
さいごに
ChatGPT関連のアプリを出したい人が多いと思うので、
そういった方たちの参考になったらいいなと思い本記事を書きました。
リジェクトは心が疲弊してきて、アプリの公開をやめとこうかとすら考えるようになりますよね。
僕も何度も頭によぎりました。
そんなことで作ったアプリが世に出ないのは勿体ないので、
多少ユーザーにわかりにくくなっても、
本記事の読者様にはChatGPT関連の文言を消すことで
アプリをリリースしてもらえると嬉しいです。
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