FLINTERS BLOG
🗂

FLINTERSエンジニア研修振り返り

に公開

はじめに

はじめまして。25卒の平山です。
入社してから最初の3ヶ月間の研修を修了したので、その振り返りをブログとしてまとめていきたいと思います。FLINTERSに興味がある方、これから入社される方の参考になれば幸いです。

自己紹介

大学では経済学部に所属していました。その中でデータ分析のゼミに所属していたことからRやPythonに触れる機会を持ち、プログラミングやエンジニアとしての道を志すようになりました。

プログラミング経験としては画像解析を行う企業やDifyを用いた開発を行う企業でインターンをさせていただきました。

研修内容について

研修では働き方のソフトスキルから基礎技術、設計思想、クラウド・インフラと多くのことを学ばせていただきましたが、私が印象に残った3つについて紹介させていただきます。

SQL研修

研修前「SQL=データに関する何か」という認識でしたが、研修を通して、SQLという言語を用いてデータベースと対話し、必要な情報を引き出すための具体的な手法を身につけることができました。

チーム開発研修

新卒研修におけるチーム開発では、顧客の要望をもとにUI設計やドメインのモデリングをはじめ、実装に至るまでの工程を一通り自分たちで行いました。単なるプログラミングだけではなく、チーム内でのタスク管理、コードレビュー、進捗の共有など、実際の開発現場に近い体験を積むことができました。
特に印象に残っているのは、プロジェクトの全体像をチーム全員で共通理解することの重要性です。仮に一人ひとりが個別に理解しているつもりでも、認識のズレがあると、それがそのままコードに表れ、後から大きな修正を要することになります。コードレビューの場面では、「このコードがチームの方針と合っているか」「設計方針に沿っているか」など、技術的な正しさだけでなく設計全体の整合性も踏まえて判断する力が求められました。
この経験を通して、技術力だけでなく、設計やチーム内の合意形成、レビュー文化の大切さを実感しました。また、他者の意見を尊重しつつも、建設的に議論を重ねながらより良いシステムを目指す姿勢が、結果的に品質や保守性の高いコードにつながることも学ぶことができました。

夕会

夕会は、先輩社員の方々を交えて、その日取り組んだ内容や学びを日報として共有する場でした。この場では単なる業務報告にとどまらず、研修で出た悩み、実際の現場で直面する課題や判断の背景など、先輩方からリアルな声を聞くことができ、大変貴重な学びの機会となりました。
特に印象に残っているのは、「新卒のうちはわからなくて当然。むしろ“聞くこと”が仕事である」といった言葉を、何度も繰り返し伝えていただいたことです。こうした言葉によって、できないことに対して過度なプレッシャーを感じることなく、安心して相談できる心理的安全性がしっかりと確保されていると感じました。実際に、些細なことでも質問・共有しやすい空気があり、非常に恵まれた環境でした。
また、夕会にはPM職の同期や経験豊富な先輩社員も参加されており、PM視点での考え方や、実際の仕事の進め方などを聞けたのも大きな収穫でした。
さらに、夕会の時間を通じて先輩方と雑談を交わす機会も多く、業務とは直接関係のない話題も含めて気軽に会話ができたことで、この会社の温かい雰囲気や文化を肌で感じることができました。こうしたカジュアルなやり取りが、心理的な距離を縮める大きな要素だったと感じています。

成長できたこと

コミュニケーション面

自己開示の力や適切な情報を用いたコミュニケーション力です。例えばチーム開発の中では、「自分はこういう意図でこのコードを書いた」「この仕様はこう理解している」といった自分の考えや判断を相手に伝える場面が多くありました。その都度、自分の理解を言葉にして伝えることで、チームとの認識のズレを防ぎ、より建設的な議論ができるようになったと実感しています。
さらに、夕会などの振り返りの場では、「今日はこんなことを感じた」「この作業で迷った」といった日々の気づきや思考を言葉にする機会も多く、自然と自分の考えを整理し、伝える力が鍛えられていきました。これらの経験を通して、単に報告・相談をするだけでなく、相手にとって伝わりやすい形で情報を伝える姿勢が身についてきたと感じています。

技術面

技術面では、これまで深く触れていなかった様々な分野の基礎を幅広く・体系的に学ぶことができました。一つ一つの技術を完璧にマスターしたわけではありませんが、「この課題はあの時学んだ分野の〇〇だな」などと判断できる引き出しが増えたことで、業務に入っても技術に対する理解が速くなると感じました。未知の技術に対する心理的なハードルが下がり、今後の業務で新しい課題に直面した際にも、臆せずキャッチアップしていこうと思います。

会社に入ってみての感想・雰囲気

説明会や面接中から感じていたことなのですが雰囲気が非常に良かったです。Slackなどでの雑談や気づきの共有が行われていたり、Meetのコメント欄がよく流れていたりした点が特徴的で面白かったです。リモートだから距離を感じることもなく、安心して働ける環境があるからこそ質問やチャレンジが活発になり、成長につながっているのだなと感じました。

終わりに

3ヶ月という贅沢な研修期間を、手厚くサポートしてくださったメンターや先輩社員の方々、ともに研修を受けた同期の皆さんありがとうございました。ここで得た知識や経験、そしてFLINTERSの文化を生かして、一日も早く事業に貢献できるエンジニアになれるよう、精一杯努力していきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

FLINTERS BLOG
FLINTERS BLOG

Discussion