[がんばれ] 作業効率を高めてくれるAIチューターを作って、使ってみた [がんばろう]
はじめに
はじめまして!ふっきーと申します。
突然ですが、みなさんは個人開発してますか?
自分はしていません(しています)
だらける、情報収集のつもりで開いたSNSに夢中になるなどして、
個人開発ができていない時間がたびたび発生していました。
こりゃいかんと思い、さぼり対策を考えた結果、
- 配信型:不特定多数に作業を見せる
- 監視型:誰かに作業を見てもらう
が有効だと思いました。
自分のメインの作業場所がパブリックスペースなので、監視型しか選択肢がなかったのですが、
自分の作業を見守ってくれる人はこの世に存在しませんでした。
※そもそも交友関係が滅びている。
なので、自分で作るしかない!と思い、Langchainを使って自分の作業を見守ってくれる
"AIチューター"をつくったので、紹介します。
AIチューターがしてくれること
AIチューターは常時稼働型のpythonスクリプトです。1度起動すれば、特に操作はいりません。
作業監視の役割のほかに、自分の開発効率を向上してくれそうな機能があります。
必要ないなと思って削除した機能もついでに紹介しています。
作業監視・記録機能
指定した間隔(5分に1回)でメインモニターのスクリーンショットを取り、作業内容を監視してくれます。
作業の内容を把握して、さぼっているか、いないかを判定してくれます。
それらの作業ログを残す機能もあり、日記作成機能に利用しています。
日記作成
非常に簡単にですが、作業ログからその日の作業の内容と作業時間を日記としてまとめてくれます。
可視化の仕組みに時間かけたくなかったので、Notionと連携してカレンダー上で簡単に見れるようにしました。
これによって、どれだけ作業時間を確保したかの振り返りがしやすくなったと思います。
一応、作業ログも残しています。
目標管理
Notionに書いた"毎月の目標"と"毎週の目標"を読み上げる機能です。
月初めと週初めに目標がたっていなければ、たてるように促されます。
これまでの個人開発で、
自分のパフォーマンスなら1週間で終わる作業を、(さぼるなどして)2週間かけたとしても、
最終的にアウトプットはできているので満足して終わる、といったことが頻発していました。
2倍も時間をかけているのにもかかわらずです。
こういった成功に擬態した失敗はこれまで沢山してきたので、目標を立てる意識づけのために機能を追加しました。
細かい機能
-
ホワイトノイズ再生機能
常にホワイトノイズが再生されます。
プラシーボ効果かもしれないですが、ホワイトノイズ再生中のほうが集中が深い気がするので、この機能を付けました。 -
ポモドーロタイマー
25分、5分のタイミングで、休憩開始&作業開始を音声(VOICEVOX:春日部つむぎ)によって教えてくれる機能です。
休憩時間中は、ホワイトノイズは止まります。
削除した機能
- 応援機能
5分間に一度、応援してくれる音声を再生する機能をつけました。
励みになると思ったからです。
なりませんでした。
得られた効果
1か月間、自分で使ってみた効果を紹介します。
もともとは作業監視のために作成しましたが、後から追加した機能によって多くの効果を得られました。
集中度の向上
作業開始から終了まで、一貫して深い集中が続くようになりました。
やるべきことを明確化しておらず、作業の区切りで手が止まった時に、集中が切れてしまうことが多かったですが、目標が立っていることによって、作業の区切りで手が止まってもすぐに動かせる状態ができていたのが、効果の要因だと思います。
それに加えて、ホワイトノイズやポモドーロが集中力の底上げをしてくれているのかなと思います。
仕組化よる効果の継続化
タスクスケジューラーなどでPC起動時に自動で実行されるようにしています。
なので、ツールを使わなくなることによって得られたはずの効果を維持できない、といったことを防止できます。
特に"目標を立てる"、"作業記録を付ける"といった継続をやめてしまいがちな作業を、仕組みによって半強制で習慣化する効果は高いと思います。
ちょっとした手間の削減
"タイマーを付ける"や"音楽を再生する"などの何でもないけれど若干の手間がかかる操作をなくせた事は、思ったより効果がありました。
単純に操作にかかる時間が0になったこともありますし、
"タイマーを付けるためにスマホに触る"や"どの音楽を再生するかを考える"といった"さぼる"につながり得るトリガーが封印されている効果もありそうです。
今後の課題
作業ログの精度を上げる
"〇〇の✕✕機能の実装"といったタスク単位での記録を残してほしいですが、現状ほぼ"コーディング"としてまとめられていて、後から見直したときに結局何やっていたか、わからんくなってしまっています。
目標やTODOタスクの情報を渡して、それに関連した作業記録を残せるようになると良さそうです。
振り返り機能をつける
せっかく作業ログをのこしているので、振り返り用にそれらをまとめてくれる機能が必要だと感じました。
作業ごとにかかった時間などがわかれば、目標期日の設定精度も高くなるかなと思います。
相談機能をつける
ちょっとした調べ事や目標やTODOタスクなどに関する質問や相談を、AIチューターに気軽に質問できる機能が欲しいなぁと思っています。
テキスト入力だけでなく、音声入力にも対応できたらperfectですね。
以上です!
おわりに
記事を読んでいただきありがとうございました!
個人開発に限らず、PC作業全般で使えるツールになっているかなと思います。
こんな機能があれば作業が捗りそう!などのご意見あれば、コメント頂けたら嬉しいです!
また、これを機にXアカウントを作成しました。
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