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Finatextエンジニアの生成AI活用事情

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みなさまは、業務で生成AIを使っていますか?私たちFinatextグループでは、社内全体で生成AIツールを積極的に導入し、日々の業務の効率化を図っています。今回は社内のエンジニアを対象としたアンケートの結果をもとに、当社での生成AI活用の実態をご紹介します!

生成AI利用についてのアンケート

アンケートの結果、回答者61名中60名(約98%)が業務で生成AIを活用し、さらにその約85%が「毎日」生成AIを使っているという結果となりました。もはや生成AIは私たちの業務における必須ツールとなっています。

人気の生成AIツールは?

アンケートデータから、社内でよく使われている生成AIツールのランキング形式でご紹介:

  1. GitHub Copilot: 回答者の約85%が利用
  2. 社内カスタムAIアシスタント: 約82%が利用
  3. ChatGPT: 約65%が利用
  4. Cline(Claude 3.7): 約45%が利用
  5. Cursor: 約35%が利用

特に、GitHub Copilotと社内カスタムAIアシスタントはほとんどのエンジニアが日常的に使っています。

みんなどんな場面で使ってるの?

アンケートから見えてきた、生成AIの主な活用シーンをご紹介します:

  1. コーディング支援(回答の約75%で言及)
  • 「コーディング全般でCursorを利用」
  • 「テストケースの生成」「エラーの解析」
  • 「SQLの生成」「コードレビュー」
  1. ドキュメント作成・管理(回答の約30%で言及)
  • 「コードから基本設計書などのドキュメントの書き起こし」
  • 「議事録まとめ」「資料整理」
  1. 調査・分析(回答の約25%で言及)
  • 「初見コードの解説」「技術調査」
  • 「分析作業、仮説検証の壁打ち」
  1. コミュニケーション支援(回答の約20%で言及)
  • 「日英翻訳」
  • 「クライアントへの連絡文面の日本語文章の添削」

単なるチャットボットではなく、Slackとの連携やBacklogへのチケット起票など、実際の業務フローに組み込まれた形で活用されているものもあります。

生成AIに対する社内の取り組み

生成AIを「ちょっと便利なツール」ではなく、戦略的リソースとして活用するための取り組みを進めています:

  1. 自社専用LLM環境の構築: ChatGPT、Claude、Gemini、Llamaといった主要モデルを社内で簡単に使える環境を整備
  2. 最新AIツールの積極的な検証: Devinなどのエージェント型AIも試験的に導入中(回答者の約8%が既に使用)
  3. ナレッジ共有の促進: 効果的な活用方法を社内で共有

まとめ

Finatextグループでは、生成AIが既に「当たり前のツール」として定着しています。アンケート結果を見ても、ほとんどのメンバーが日常的に活用している様子がうかがえます。
これからも最新技術をどんどん取り入れながら、より効率的な働き方を追求していきますので、引き続きご注目ください!

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