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Proxmox上のVMにアタッチしているLVMストレージのサイズを拡張する方法
Proxmox上のVMにアタッチしているLVMストレージのサイズを拡張する方法
確認用コマンド
- PV 物理
- VG ボリュームグループ
- LV 論理ボリューム
LVM確認用
- ざっくり確認
- pvs
- vgs
- lvs
- 細かく確認
- pvdisplay
- vgdisplay
- lvdisplay
LV拡張
- lvextend
パーティション拡張
- parted
パーティション更新
- resize2fs
パーティションのフォーマットを確認する。
- df -Th
Proxmox上のVMにアタッチしているLVMストレージのサイズを拡張する方法
前提:
- ゲスト側の/dev/sdbにホスト側のLVがアタッチされている
- ProxmoxのWebUI上で、ディスクの拡張を実行している
- マシンデータがLVM-Thinのストレージプールに保存されている
PV、VGを作成、拡張する場合は、以下のサイトを参考。
手順
① sudo parted /dev/sdb
を実行
② p
でパーティションを確認する
$ sudo parted /dev/sdb
GNU Parted 3.4
Using /dev/sdb
Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
(parted) p
Model: QEMU QEMU HARDDISK (scsi)
Disk /dev/sdb: 2199GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags:
Number Start End Size File system Name Flags
1 1049kB 2199GB 2199GB ext4
③ resizepart 1
を実行
途中、
- mount中だけどいいか(大丈夫っぽい)
- どこまで拡張する?(100%のように割合で指定可)
と聞かれる。
(parted) resizepart 1
Warning: Partition /dev/sdb1 is being used. Are you sure you want to continue?
Yes/No? yes
End? [1100GB]? 100%
(parted) p
Model: QEMU QEMU HARDDISK (scsi)
Disk /dev/sdb: 2199GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags:
Number Start End Size File system Name Flags
1 1049kB 2199GB 2199GB ext4
(parted) q
Information: You may need to update /etc/fstab.
④ sudo resize2fs /dev/sdb1
を実行
これはパーティションのフォーマットによって異なるかも
今回はext4を使用しているため、resize2fsを使用する。
xfsだと、xfs_growfsかも(知らん)
$ sudo resize2fs /dev/sdb1
resize2fs 1.46.5 (30-Dec-2021)
Filesystem at /dev/sdb1 is mounted on <現在のマウントポイント>; on-line resizing required
old_desc_blocks = 128, new_desc_blocks = 256
The filesystem on /dev/sdb1 is now 536870651 (4k) blocks long.
これでdf
をすると、サイズが変更されていることが確認できた。
参考サイト
ゲストマシン内のrootストレージを拡張する
前提
- pve内のゲストマシン(Ubuntu)
- ホストサーバのbtrfs上にマシンデータを保存している
手順
- ホストマシン上でストレージを拡大
lvextend -l +100%FREE /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv
sudo resize2fs /dev/mapper/ubuntu-vg/ubuntu-lv
参考
Discussion