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Google Analytics, Google Tag Managerをざっくり理解する

2020/09/17に公開

概要

Google Analytics(GA)やGoogle Tag Manager(GTM)をアナリティクス視点でざっくりまとめた記事があまり無いなと思ったので書きました。
それぞれのサービスの詳細をまとめた記事はたくさんあるので、ここではあくまでも簡単な説明で雰囲気を掴んでもらい、なんとなくの実装や運用のイメージができればなと思います。

...というのは建前で、zennという新しいサービスを使ってみたかっただけです笑

Google Analyticsとは

Webサイトに導入する(スクリプトを埋め込む)だけで、アクセス数やユーザのサイト内での行動、興味関心などたくさんの情報をとってくれるサービスです。

またイベントを設置することで独自の指標も計測できます(例えば商品が購入された数や、いくらの商品が購入されたとか)。

イベントを設置するにはWebサイトに都度JavaScriptを埋め込む必要があるので、基本的には開発者が作業することになると思います(ここ重要)。

Google Tag Managerとは

Webサイトに導入する(スクリプトを埋め込む)ことで、サイト内でのユーザの行動に対応したタグを発火させることができます。
あくまでもタグを発火させるだけなので、GTM単体ではアナリティクスはとれません。

しかしタグの情報をGAにイベントとして渡すことができます(ここ重要)。

GAはイベントを設置するにはJavaScriptを埋め込む必要がありますが、GTMのタグはGTMのWebサイト上だけで簡単に設定することができます。

つまりWebサイトのソースコードをいじらずとも誰でも簡単にGAのイベントを設置できるようになります。

なのでGTMを導入したからといって基本的には分析できるデータの量や種類は変わりませんが、イベント設置時など日々の運用時にメリットを享受できます。

余談

GTMとGAの連携によるメリットは他にもあります。
例えばGoogle OptimizeというABテストを簡単に行えるツールにもGAのイベントを用いることがあるのですが、そのときのイベントの設置も当然簡単になります。

最後に

以前に「Webサイトの計測したいからGA入れて」と言われたときに、GTMもGAと一緒によく聞く単語だからGAを入れるにはGTMを使う気がする…と思いました。そこでいろんな記事でGA、GTMを調べるのですがなかなかそれぞれの役割や関係が理解できませんでした(読解力が無いだけだと思います)。
きっと当時の僕のような人はたくさんいると思うので、この記事を通して少しでも僕のようにツールの理解だけで時間を浪費する人が減ったらなと思います。

もし記事の内容に間違いなどありましたらdiscussionにコメントお願いします!

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