会社紹介の中でも技術スタックしか気にしてないんだろ?
はじめに
会社のウェブサイトを見ると、「私たちのミッション」「ビジョン」「カルチャー」なんて素晴らしい言葉が並んでいる。でも正直なところ、エンジニアにとって一番気になるのは 「技術スタック」 じゃないですか? 今までさんざんカジュアル面談を繰り返したが、はっきり言ってどの会社のMVVも覚えていない。
カジュアル面談とは
大作と言えるほどの「エンジニア向け採用デッキ」を見せられては、「技術スタック」という1ページだけでその会社の格付けを一瞬のうちに脳内で行っている自分に気が付いた2024年の末。
この記事では、そんなことを考えている筆者の頭の中を、徒然なるままにChatGPTと共に文字に言語化した記事になります。
1. ミッション?それより技術スタックを見せろ
会社のミッションが社会貢献でも、DX推進でも、環境保護でも構わない。でもその前に知りたいのは、 「その目標を達成するためにどんな技術を使っているのか?」 だ。
例えば:
- フロントエンドは何? React?Vue? まさかのjQuery?
- 今はReact一強だ。もっというとAppRouterかRemixなら許す。
- バックエンドは? TSかGoでしょ?
- インフラは? AWS?GCP?もしかしてオンプレ?
- オンプレだとしても、せめて納得できる理由を聞かせてくれ
2. 「働きやすい環境」よりCI/CDのフローが重要
「働きやすい環境」とは、オフィスの綺麗さや福利厚生だけじゃない。
エンジニアにとっての「働きやすさ」とは:
- CI/CD環境が整備されているか?
- 今はGithub Actionsしか勝たん
- コードレビュー文化があるか?人間誰しも間違えるんだから、世に出すものは慎重に
- デプロイは自動?それとも深夜に手動リリース?まさかそんな原始的なことしてないよね!
3. チームの雰囲気よりリポジトリ構成が知りたい
「チームはフレンドリーで開放的です!」と言われても、実際に気になるのは次のような点。
- モノリシック?マイクロサービス?
- APIはREST?GraphQL?
- テストカバレッジは?そもそもテスト書いてる?
4. 「成長機会」よりも最新技術の導入頻度
「成長できる環境!」はどこでも言うセリフ。でも、導入される技術が5年前の枯れた技術なら成長どころじゃない。
理想の成長環境とは:
- 新しい技術導入への柔軟性
- 全部の提案が通るなんて思ってない。せめて話だけでも聞いてほしい
- レガシーコードからの脱却を本気で考えているか?
- 「今までのコードに感謝」とか辞めてくれ。俺はラッパーじゃない!
- 技術負債を返済するカルチャーがあるか?
- 借りたものは返せって、小さい子でもわかるよ?
結論:技術スタックはすべてを物語る
会社紹介の文章で大事なのは、技術的な透明性。 エンジニアは「社会貢献」や「企業理念」よりも、「コードベースの現実」を知りたいのだ。
もしもエンジニア採用を本気で考えているなら、「技術スタック」をドーンと前面に出してほしい(それしか見てないといっても過言じゃない)。結局それが一番の会社の魅力紹介なのだから。
おまけ:弊社の技術スタック
以前インターン生に、技術スタックの一覧をスライドに詰め込むといいですよとおすすめされて、なるほどと思って作成しました。
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多くは語らない。上の技術スタックを見て、ピンと来た方は
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フィシルコムのテックブログです。マーケティングSaaSを開発しています。 マイクロサービス・AWS・NextJS・Golang・GraphQLに関する発信が多めです。 カジュアル面談はこちら(ficilcom.notion.site/bbceed45c3e8471691ee4076250cd4b1)から
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