フェズの向き合う業界と提供サービス
※本記事は、2022年12月5日に公開済みの記事を移行して再掲載したものです。
はじめに
フェズアドベントカレンダー5日目の記事となります。
基盤開発部のデータ利活用グループでグループマネージャーをしている福田です。
データ基盤の構築・運用や、ビジネス側との接続を担当しています。
フェズはリテールテック領域の会社ですが、業界構造を正しく理解しないと何を解決しようとしているか理解しにくかったりします。
今回は、業界構造と領域についてまとめてみようと思います。
フェズの提供サービスと領域
フェズのビジネスはステークホルダーが多く簡単に把握することが難しいので、まずは業界構造とサービス領域について触れてから、各サービスについてまとめます。
フェズが向き合う業界構造
リテールテックでは、小売業界をターゲットとしてITや技術の力を使ってDXを推進していくことがメインの領域となります。
では小売業界はどのようなものなのでしょうか。
ここではわかりやすく
- 小売
- メーカー
- 消費者
という形で分解して構造を整理してみると、図のように異なる思惑の会社が関わる業界と言えます。
※業界構造と、フェズの目指すポジショニング
フェズが提供するサービス領域
続いて小売業界に対してどのような領域でサービスを展開しているのかを整理してみます。
フェズでは大きく分けて
- 広告
- 販促
- 店頭
という領域を定義してサービスを展開しています。
各種サービス・プロダクトでは、これらの領域のどこを中心にアプローチしているかを定めています。
Urumoとは
突然登場してますが、弊社ではソリューションを束ねる概念としてUrumo を掲げており、
「出かけたくなる、買いたくなる、をもっと。」
という思いが込められています。
※当時のブランドステートメント
フェズの提供サービス
上述の領域に対して、フェズでは現在以下のようなサービス・ソリューションを提供しています。
(正式ローンチしているものもあればPoC段階のものも含みます。)
サービス説明
ここまで概要の話が続きましたので、いくつか取り上げてサービス説明をさせていただきます。
Urumo Ads
広告領域のUrumo OMOのソリューションとしてUrumo Adsがあります。
※OMO:Online Merges with Offline(オンラインとオフラインの融合)
広告施策とIDPOSデータを統合することで、より効率のよいターゲティングや効果検証が可能となるサービスです。
過去の事例記事:対象商品の購買率が18%向上 UCC上島珈琲が「Urumo Ads」を採用した理由
関連PR:リテールプラットフォーム「Urumo」を提供するフェズ、Facebook・Instagramでのデジタル広告による認知効果〜購買効果までを一気通貫で分析可能にする機能を提供開始
Urumo Shopper
販促領域の小売DXとしてUrumo Shopperという、商談に特化した購買ダッシュボードも提供しています。
PR記事:小売業の本部商談に特化したダッシュボード「Urumo Shopper」を提供開始
Urumo Explorer
こちらも販促領域でUrumo Explorerという、買い物傾向や行動傾向を購買データと組み合わせた分析ツールもサービス提供が始まっています。
PR記事:フェズ、unerryと業務提携 、購買データ×リアル行動データで顧客像を可視化する新ツール「Urumo Explorer」を提供開始
その他にも…
上記以外のサービスはまた別の機会に…
アライアンスもどんどん加速しています!
PR記事:小売業界のDXを推進するフェズ、インテージと各種マスターデータの連携を開始
まとめ
今回はフェズが向き合う業界や提供サービスについてまとめてみました。
なかなか難しいビジネス構造ではあるのですが、その分取り組み甲斐のある業界です。
今後今回のような業界構造を前提にさまざまな切り口で記事にしていこうと思いますので、ぜひご覧いただければと思います。
フェズは、「情報と商品と売場を科学し、リテール産業の新たな常識をつくる。」をミッションに掲げ、リテールメディア事業・リテールDX事業を展開しています。 fez-inc.jp/recruit
Discussion