フェズ、開発合宿を実施しました in 別府 〜やっぱりやってよかった〜(2024年2月)
はじめに
こんにちは。株式会社フェズにて開発チームの一員として働いているヨッシーです。
私はエンジニアではありませんが、開発チームに所属してプロジェクトマネジメント等を担当しています。
今回は、2024年2月に実施した開発合宿に関してレポートします!
当社について興味を持ってくださっている方や、ご自身の会社でも開発合宿を予定されている方の参考になれば幸いです。
フェズが開発合宿をする理由
開発合宿を行うことの一般的なメリットとしては、作業効率の向上やコミュニケーションの活性化などが挙げられると思います。
もちろんフェズでもそういったメリットを享受するために開発合宿を行なっている側面はありますが、私は「イノベーションの種を見つけやすくするための環境づくり」が開発合宿を行う一番の理由ではないかと思います。
フェズは、『情報と商品と売場を科学し、リテール産業の新たな常識をつくる。』をミッションとして事業に取り組んでいます。新たな常識をつくるためには個人個人の持てるものを結集させて化学反応を起こす必要があるはずで、開発合宿はそういったことにつながる取り組みであると考えています。
合宿の準備
合宿では総勢14名がいくつかのチームに分かれ、それぞれが異なったテーマに取り組むことにしました。
取り組みテーマについてはこのような流れで決めました。
- 開発チーム全体から取り組みたいテーマを募集する
- 応募されたテーマに対して全員で投票を行う
- 獲得票数が多いテーマを基軸とし、時間・内容のバランスを見て事務局が取り組みテーマを決定する
- 採択されたテーマに対して事務局がメンバーを割り当てる
事務局でチーム編成を考えた際には、主に以下の観点に注意しました。
- 基本的に通常の担当業務であまり関わらないメンバー同士を同じチームにする
- 経験豊富な方と若手の方をバランスよく配置する
チーム分けの発表は合宿の2週間ほど前に行い、合宿当日までコーディングには着手しないという約束のもと、通常業務に影響のでない範囲で必要最低限の準備を皆さんにお願いしました。
合宿当日
今回の開発合宿は大分県の別府温泉で行いました。
強風による飛行機の遅れなど小さなトラブルもありましたが、なんとか無事に現地に集まり、開発合宿がスタートしました。
チームに分かれて開発しています
どのチームも最初にゴールを確認し、段取りと役割分担を相談してから開発に取り掛かっていました。
私が所属していたチームでは、労務担当者が苦労している煩雑なチェック業務を自動化するためのプログラム開発を行いました。
業務課題を整理することと技術的な調査を行うことを手分けして行い、材料を揃えて開発に取り掛かりました。業務課題のヒアリングなど、非エンジニアである私でもチームに貢献できる役割を探して担当しました。
日頃から私たちの業務を支えてくれている労務担当者の役に立てるということもあり、小さいプロジェクトではありますがとてもやりがいがありました。
他チームでも意欲的に意見交換が行われており、通常とは違う環境でのびのびとした雰囲気のなか開発を進めることができたと感じています。
また、夜には懇親会も開かれ、普段からよく話す方ともそうでない方ともコミュニケーションが取れて昼間の活動以外も楽しむことができました。
他の参加者からはこのようなコメントをもらっており、各自が開発合宿で得られるものがあったのではないかと思っています。
- グループをまたいだコミュニケーションが効果的だった。
- 他グループやプロジェクト・プロダクトへの理解が深まった。
- 自分に足りないところが見えた。
合宿後
合宿では時間が限られていることもあり、開発物の完成まで至らなかったチームもありました。
そのため、合宿後も通常業務の合間で時間を作って残りの開発を行い、リリースまで漕ぎ着けられるよう各チームで進行管理を行いました。
私の所属チームが担当した労務担当者のサポートツールは4月から本番稼働が開始されました。微力ながら会社の労務管理の運用改善に貢献できたと感じることができ、達成感がありました。
さいごに
いつもとは違った目的を設定していつもとは違ったメンバーでモノづくりができ、つくることって楽しいな〜という純粋な気持ちを思い出すことができました。
開発合宿の開催をご支援くださった皆さんに改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。
フェズは、「情報と商品と売場を科学し、リテール産業の新たな常識をつくる。」をミッションに掲げ、リテールメディア事業・リテールDX事業を展開しています。 fez-inc.jp/recruit
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