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【Git】直前のコミットメッセージを修正する方法(--amend の使い方)

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はじめに

Gitでコミットしたあと、「やっぱりコミットメッセージを直したい」と思うことは意外とよくあります。

実は、直前のコミットであれば簡単に修正できます。

本記事では、git commit --amend を使って
コミットメッセージだけを変更する方法を解説します。

コミットメッセージだけを修正する方法

直前のコミットメッセージを修正したい場合は、次のように --amend を使います。

git commit --amend -m "修正後のコミットメッセージ"

※直前のコミット内容をそのままに、メッセージだけを変更します。

git commit --amend -m "バグ修正:フォームのバリデーション追加"

このコマンドを実行すると、
最後のコミットのメッセージだけが書き換えられます。
(内容はそのまま、メッセージだけ変更されます)

❗ リモートに反映済みの場合は強制pushが必要

ただし、既に git push でリモートに反映済みのコミットを修正した場合は、
履歴の変更が発生するため 強制 push(上書き) が必要になります。

git push --force-with-lease

💡 --force よりも --force-with-lease のほうが安全です。
--force-with-lease は、リモートブランチの状態が自分のローカルと一致している場合にだけ上書きするため、他人の変更を意図せず上書きしてしまう事態を防げます
一方で --force は、相手の変更があっても強制的に上書きしてしまうため、チーム開発では特に注意が必要です。

おわりに

「スペルミスに気づいた」「もっとわかりやすいメッセージにしたい」
そのような場合は、--amend を使えば簡単に修正できます。

直前のコミットに限られますが、
履歴をきれいに保ちたいときにとても便利な方法です。

ぜひ活用してみてください。

本記事が参考になれば幸いです。

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