【イベントレポート】THINKLET開発者コミュニティ キックオフイベントが盛況のうちに終了!
2025年7月18日(金)、THINKLET開発者の皆様との交流を深め、未来を共に考える「THINKLET開発者コミュニティ キックオフイベント」を、ダイキン工業株式会社東京支社にて開催いたしました。本イベントには、THINKLET開発に関心をお持ちの多くのエンジニア・研究者の皆様を招待して実施した初の開発者向けコミュニティーイベントです。
\当日のアジェンダはこちら/
- THINKLET開発者コミュニティとは/目指す姿
- 次世代機について
- THINKLET開発者トーク
- 公募LT
- フリートーク・歓談トーク
- 今後のアップデート情報について
THINKLET開発者コミュニティが目指す姿
これまで、THINKLET開発機の販売台数が順調に増加する中で、購入者の皆様への情報発信に課題がありました。例えば、OSSの公開やファームウェアのアップデート情報、よくある質問などが十分に届けられていないという状況です。
この課題を解決し、皆様のTHINKLET開発を加速させる新たな拠点として立ち上がったのが、この「THINKLET開発者コミュニティ」です。
コミュニティでは、まず問い合わせ窓口を一本化し、ナレッジを蓄積することを目指します。「あるお客様の質問は他の人も困っているはず」という考えのもと、共有知を増やすことで皆様の疑問解決を支援します。
将来的には、開発者同士がコミュニティ内で相互に助け合い、さらには一緒にプロジェクトを進められるような体制を築いていくことを目指しています。参加者の方には、Discordに招待し、コミュニティの範囲を広げていく予定です。
THINKLET開発者コミュニティ集合写真
THINKLET次世代機の展望とConnected Worker Solutionの進化
本イベントでは、今後のTHINKLETの進化を予感させる次世代機の開発状況についても、一部ご紹介させていただきました。既存のTHINKLETをご利用いただいている方々から寄せられている具体的な課題を解決するという視点と、革新的な新機能を多数取り入れたまったく異なる形状の次世代機を開発するという視点の両面から取り組んでいます。THINKLETの可能性をさらに広げる、新たな挑戦にご期待ください。
THINKLETを活用したソリューション「Connected Worker Solution (CWS)」についても、その進化の方向性をお伝えしました。CWSはこれまで、THINKLETによる現場作業映像の録画・活用を中心としていましたが、現在は録画されたデータに対し、LLM(大規模言語モデル)やVLM(視覚言語モデル)を用いた高度な解析を開始しています。今後は、このConnected Worker Solutionを、開発者コミュニティの皆様とともに発展させていくことを目指します。皆様の知見やアイデアが、THINKLETの未来を形作る重要な要素となります。
THINKLET次世代機の展望について
THINKLET開発の最前線を語る!TLトーク&活用事例
イベントで、特に注目を集めたのは「THINKLET開発者トーク」です。このセッションでは、産業技術総合研究所(産総研)の田中先生、そして株式会社Playboxのスコットさんにご登壇いただき、それぞれのTHINKLET開発における貴重な知見やアイデアをご共有いただきました。参加者の皆様にとって、普段触れることのできないような最先端の開発事例に触れる絶好の機会となりました。
THINKLET開発者トーク Playboxの登壇者スコットさん
続いて行われた「公募LT(ライトニングトーク)会」では、参加者の皆様から公募された登壇者が、ご自身のTHINKLET開発について熱意を込めて発表されました。発表された開発の応用例の中には、将来の展望が広がるような示唆に富んだ内容も多く、会場は活気に満ち溢れていました。
公募LTで発表している高校3年生の秋山さん
また、当日は具体的な利用事例として、産総研の田中先生の素晴らしいデモも行われ、多くの参加者が実際にTHINKLETの可能性を体感することができました。
産総研 田中先生の解説を聞きながら、デモを体験する参加者たち
今後のTHINKLETアップデート情報も発表!
イベントの終盤では、Fairy Devicesから今後のTHINKLETに関する重要なアップデート情報も発表いたしました。
1.mimiサービスの無償枠拡大
2.CWS APIの無償プラン開始
3.開発者向けコンソールサービスの開始
4.THINKLET CPO品の個人開発者向け販売キャンペーンの実施
これらの発表は、THINKLETをさらに活用しやすくするための大きな一歩となり、参加者の皆様からも大きな期待が寄せられました。
交流とネットワーキングで深まるTHINKLETの輪
イベント会場では軽食もご用意し、歓談・懇親タイムを設けました。参加者同士が活発に情報交換を行う姿が見られ、「身内だけで会話するだけでなく、参加者同士の交流が見られた」という声も寄せられています。会場のダイキン工業 東京支社のロケーションは眺望も素晴らしく、開放的な雰囲気の中でネットワーキングを深めることができました。
当日はたくさんの開発者が交流
会場には軽食やドリンクを用意
ダイキンの担当者の方が作ってくださった最高に可愛い刺繍
弊社CEOの藤野もお気に入り
素晴らしい眺望のダイキン工業 東京支社で、参加者をお迎え
ご参加ありがとうございました、
そしてこれからもTHINKLETをよろしくお願いいたします!
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。 今回のキックオフイベントで得られた学びや交流を活かし、THINKLET開発者コミュニティは、今後も皆様のTHINKLET開発を強力にサポートしてまいります。
現在、THINKLET開発者コミュニティは招待制の形をとっており、一般の方はすぐに参加いただけない状況ですが、THINKLETの開発にご興味をお持ちいただいた皆様のために、いくつかのご案内がございます。ご興味をお持ちの方は、ぜひ下記リンクよりお問い合わせください。
- 個人の開発者の皆様へ: THINKLET開発機 CPO品を通常価格198,000円(税込:217,800円)のところ、CPO価格69,800円(税込:76,780円)で販売中です。 THINKLET開発機 個人開発者向けCPO品販売ページ
- 開発機に興味のある法人の皆様へ: 法人様向けのTHINKLET開発機の詳細とご購入はこちらをご確認ください。 THINKLET 開発機販売ページ
- Fairy Devicesでのお仕事にご興味をお持ちの方へ: 私たちは、THINKLETの未来を共に創造する新たな仲間を求めています。お気軽にカジュアル面談や選考にご応募ください。 採用ページ
今後もTHINKLETのさらなる進化と、開発者コミュニティの発展にご期待ください!
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