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E資格2024#1 合格体験記

2024/05/06に公開

私のE資格合格体験記

イントロダクション

E資格2024#1を受験したので私なりの経験を適当にまとめたいと思います。

E資格とは

E資格について

E資格(エンジニア資格)は、人工知能技術に関する知識やスキルを評価する日本の資格試験です。日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供しており、ディープラーニングを中心とした人工知能技術の専門知識を持つエンジニアの育成を目的としています。

試験概要

  • 対象者: AI技術を活用するエンジニアや研究者、開発者
  • 試験内容: ディープラーニング、機械学習、数学、プログラミングなどの分野から出題
  • 試験形式: 試験センターで受けるタイプ
  • 試験日: 年に2回開催
  • 合格基準: 試験ごとに異なる(6割程度との噂)

特徴

  1. 専門性: ディープラーニングに焦点を当てた内容で、AI技術の基礎から応用まで幅広くカバー。
  2. 実用性: 実務に役立つ知識が問われるため、AI関連の仕事に従事する人々にとって有用な資格。
  3. 前提条件: 受験にはJDLA認定プログラムの修了が必要で、関連する知識を身につけていることが求められます。

価値

  • キャリアアップ: E資格はAI技術のスキルを証明するため、転職や昇進に有利。
  • スキル強化: 試験準備を通じて、AIに関する知識やスキルを体系的に習得できる。

E資格は、AI技術の分野で活躍したい人やスキルを証明したいエンジニアにとって、価値のある資格です。

受験背景

  • 受験を決めた経緯
    教育関係の仕事をしています。その中でAIの教育(AIの仕組み,NNやCNNの実装)も行っていました。自分なりに独学で勉強しながら教材を作成し講義をする中でもっと知識をつけたいと思ったのがきっかけです。

  • 最初の印象や不安
    仕事で以下は人並みには理解できている状態でした。
    ●AIの基礎(順伝搬,逆伝搬,誤差関数,CNN,NN etc)
    ●プログラミング(Pythonの基礎、各種ライブラリ、AIフレームワークは人並みに出来る)

しかし、
「とりあえず黒本を購入!!全然わからん。。。無理。」「数学が全くわからない。無理。」
黒本はとくに「何が書いてあるの?そもそも日本語でお願いします。聞いたことのないワードばかり( ノД`)シクシク…」というレベルでした。

使用した本、オンラインコース、その他の教材

認定プログラムは実績からAVILENさんを選びました。
2023/5/15 申し込み
2023/6/24 プロダクト開発演習終了

内容の詳細はAVILENさんのホームページを参照ください。
課題11個くらい + 最後のプロダクト課題は特に苦労することなく(実装に関しては。。。)
終了しました。
(実装に関しては。。。)としたのは講義用の動画の内容はほとんど理解できませんでした。
プログラムの実装はもともとある程度は出来たお陰で課題に関しては問題ありませんでした。

実際にこの後最終の試験(E資格の模擬試験的なテスト)を合格する必要がありここは苦労しました。この時、勉強に使ったのは以下の教材です。

●ゼロから作るDeep Learning 1,2,4【超絶オススメ】
特に1のニューラルネットワークと2の再帰ニューラルネットワークの内容はE資格を受けるうえで必須の内容です。多くに人がこの参考書を使って勉強しているのではないでしょうか? 4の強化学習は余裕があれば。ちなみに最近,生成AIモデルのゼロつくも出ています。
https://amzn.asia/d/ameuQb2
https://amzn.asia/d/hViWbKg
https://amzn.asia/d/adFvUao

●からっぽのしょこ【ゼロつくとセット】
ゼロから作るDeep Learningの実装を解説付きでブログにしてくれています。参考書には載っていない細かい実装の解説をしてくれています
https://www.anarchive-beta.com/

●AIcia Solid Project【超絶オススメ】
このyoutubeがなければ終わってました。特に強化学習の部分は資格試験直前に助けてもらいました。ちなみに強化学習部分絶賛更新中みたいです。ファンコミュニティ?があるのですが参加するぐらいの大ファンです。
https://www.youtube.com/channel/UC2lJYodMaAfFeFQrGUwhlaQ

●黒本【こだわる必要はないと思います】
私は1周だけやりました。全体的に6.5割くらいの正解率となったと思います。章末のまとめテストは7.5割くらいの正答率でした。逆にこれくらいできれば良いです。内容が古いのでこの本を極めることはお勧めしません。

勉強計画

基本、週末にカフェなどで勉強しました。(2023/5から2023/10まで週4~6時間くらいの勉強)
2023/10中旬から AVILENの最終試験合格に向けて本格的に勉強開始(平日の夜も勉強開始)
2023/11中旬 AVILENの最終試験をギリギリ2回目で合格(1回目はギリギリ不合格)
2023年末から2月の試験までラストスパート(空いてる時間は可能な限り試験対策&勉強(´;ω;`)ウゥゥ 正直キツイ)

課題と試験対策

  • 準備中に直面した難題
    多くの人が強化学習、生成AIモデルで壁にぶち当たるのではないかと思います。
    私も苦労しましたし正直合格した今も理解できていない部分が多いです。とにかく難しい。。。
    強化学習は式の意味が分かる程度までには頑張りました。
    AIcia Solid Projectの動画で式の意味を理解することができました。感謝。
    (https://youtu.be/7nRgyYjMpas?si=j4_woNdpRMdsO0gz)

生成AIモデルは、正直難しいです。オートエンコーダの式の意味など基本を押さえて諦めました。

  • 試験対策
    資格試験を受けた上でひとついえるのはAVILENの試験対策問題が優秀であること。黒本とかいろいろ手を伸ばすよりAVILENの試験対策問題を理解することが合格の近道です。AVILENの実績が高い理由がここにあると思います。
    対策問題を解く → わからない → 調べる(ChatGPTを上手く活用しましょう)の繰り返しで合格は間違えないと思います。

試験体験

試験当日

試験センターで受けました。特に緊張もせず平常心で望めました。

時間管理

  • 試験中の時間の使い方
    時間的には余裕でした。想像通り。

  • 今後の受験者へのアドバイス
    分からない問題はあきらめて適当に答えて飛ばしましょう。
    全部の問題を解くことが大事です。

試験後の感想

  • 試験後の感想
    確信はないけど合格出来るかもという謎の自信はありました。
    あとは解放感が最高でした。試験を終えた足で珍しく一人居酒屋に行きました。

  • 試験の難易度に対する考え
    自分的には黒本より簡単でAVILENの試験対策問題と同レベル

結果

結果の受け取り

  • 合格を知った方法
    3週間後の金曜日にメールで届きます(お昼くらい)。

  • その時の気持ち
    うれしい。めちゃくちゃうれしい。

うまくいったこと

  • これから受験する人へのアドバイス
    範囲が広いので全部を理解しようとすると頭が爆発してしまいます。(特に私みたいに数学が苦手な人)
    なんとなく概要を理解できれば良いのかな?と思います。合格後は仕事で必要な部分をまた深く勉強すればいいだけなのでまずは合格に向けて広く浅く概要を理解することが大事なのかなと思います。

結論

受験に関しては認定プログラム(15万)+参考書(5万)+受験料(2万)などお金は掛かりましたが受験してよかったです。この分野の勉強が楽しく感じましたしこれからももっと勉強していきたいと思います。少しずつ仕事以外でもアウトプットしていきたいです。

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