The Battle with Gentoo (ハードウェア)
概要
10年ぶりに PC を新しく自作して、新規に Gentoo を入れ直す事になったので、事前調査から環境構築までを備忘録として残す事にしました。引っ越してから今まで、長らくの間 MacBook とか WSL2 で頑張ってきましたが、やはり上位モデルで自作したマシンに Gentoo Linux が良いですね☺️
我が家に Native Linux が帰ってくるのは6年ぶりくらいでしょうか?楽しみです😆
目標
最初に Gentoo をインストールしたのは、もう20年以上前の話で、当時使っていた Debian sid から /home パーティションの一部を切り取り、そのまま sid の shell で、切り取った領域をマウントし、そこにベースシステム、およびカーネルを積みました
20年前の Celeron 搭載ノートブックですから、カーネルと gcc を含むベースシステム、および X とデスクトップマネージャーをビルドするまでに、コンパイルだけで軽く50時間以上かかった記憶があり、5日くらいかかりました
2回目のクリーンインストールはそこから10年後、今から10年前 Intel 3rd gen / core-i7 3770k を組み上げ、ライブディスクで起動し、stage-1 と kernel をコンパイルして SSD から起動するまでに数時間と記憶していて、技術の進歩に驚かされました
ちなみにこの時の i7 マシンは、引越しで友人の美容室に譲り渡しましたが、現在も Windows がインストールされて、業務用として日々可動している事を考えると、ハイスペックが結果的にコスパが良いのかなと思えます👩💻
当時の Gentoo (KDE4 / Compiz) のマルチディスプレイ (55 / 23 / 23) がこちらで、最終的にはこの辺りを目指して構築していく予定となります。投稿日時を見ると丁度9年ほど前でしょうか? Let's emerge!!
構成
今回は、おおよそ次の様な構成で14世代となります
メモリは一旦それを挿しておこうという程度になりますが、基本構成として10年は使えると思います。モニターも大きさで迷った結果、Dell の27インチ湾曲で、ここまでの全てで20万を少し超えるくらいになりました。グラフィックボードも後から挿す予定ですが Nvidia の情報がリークされていて、新しいのが今年のどこかでリリースされそうな予感なので 4090 は一旦保留としています
事前調査
マザーボード
今回購入したマザーボードは、今まで見てきたマザーボードの中で一番カッコいいです☺️カーネルは必ずコンパイルするので、リンク先のディストリビューションで動作の確認が取れていれば問題ないだろうとは思うのですが、念の為にカーネルのコードを見てみます (NCT6775 Driver あたりかな)
CPU
全てのコアもスレッドも無事に動作しております。次は OC で 5.3 を狙います
水冷ファン
昨今では光るタイプの水冷ファンが多く、あまり光らないものを探すのが大変でしたが、こちらはあまり派手に光らないタイプの様で、なかなかスタイリッシュです。どうせ光るならという事で、色を制御出来る方法を探しました
SMBus 経由で色を変更しています
モニター
解像度 QHD (2560 x 1440)
27インチ湾曲ワイド
インストール編
Discussion