eviry tech blog 移行しました
初めまして、株式会社エビリー CTO の崔(サイ)です。
以前は別ブログで記事を投稿しましたが、今月から zenn にて定期的にブログ内容を更新していく方針にしました。
zenn にした理由は以下になります。
- markdown で記事を書ける
- GitHub と連携できて管理・運用しやすい
- 書ける内容が制限されていない
- SEOが強いことでモチベーションも維持できるので、継続しやすい
エビリーについて
弊社では、クラウド型動画配信サービス「millvi」、ソーシャル動画データ及び分析サービス「kamui tracker」を開発・提供しています。
millvi
- 2010 年からスタートしたクラウド型動画配信サービス
- AWS のクラウドサービスが使えるようになったからこそ小規模のベンチャー企業が実現できたサービス
kamui tracker
- 2015 年からスタートした国内最大級 YouTube データ分析サービス
- millvi のサービスがあってこそ動画の分析の必要性を感じて実装したサービス
詳細はここをご確認ください
各プロダクトの技術要素について
私たちの採用している技術要素について紹介します。
インフラ周りは主に AWS を利用しています。
また、フロントについて vue 系から react 系に移行中です。
millvi
- 現行バージョン(レガシーなシステム)
- インフラ:AWS
- バックエンド:PHP を使った自作フレームワーク
- フロントエンド:jQuery/Backbone.js
- 新バージョン(マイクロサービス化)
kamui tracker
- インフラ:AWS
- バックエンド:
- ベースは Ruby on Rails
- 機械学習は、Python
- 一部新機能は、Go + クリーンアーキテクチャ
- フロントエンド:
新プロダクト
- インフラ:AWS
- バックエンド:Amplify(GraphQL)
- フロントエンド:Next.js/Tailwind CSS
開発の現状
開発のミッション・バリューは以下になります。
現在、エビリーの開発組織(プロダクト開発本部)には社員と業務委託の方をあわせて25名程度と海外オフショアを活用して、既存プロダクトの強化と新プロダクトの開発をしています。
各プロダクトはアジャイル手法で開発しています。2週間単位のスプリント(イテレーション)周期で、毎日朝会とプランニング・振り返りミーティングを行っています。
また、フレックスタイム制と週一出社での柔軟な働き方を実現しています。
millvi は、10年以上にわたって同じシステムの基盤を使い続けているため、保守性と拡張性が限界に近づいてきており、 より多くのお客様に利用してもらえるサービスを目指して、新バージョンを開発中です。
kamui tracker は、当初予定したデータ量を遥かに超えたため、データ基盤の見直しを中心に大きなリファクタリング中です。
また、新しいプロダクトも絶賛開発中です。
これからのプロダクトについて
今後の事業展開についてですが、動画業務に必要なプロダクト群を開発していく予定です。
「動画業務に特化したワークフローをオールインワンで実現」のために新規プロダクトの開発、既存プロダクトを極める必要があり、いかにユーザーに価値と体験を提供することを意識して開発していく予定です。
既存プロダクトに関してはコスト・パフォーマンスを、新規プロダクトに関しては素早く価値の提供をしていきたいと思います。
これからの組織作りについて
現状はプロダクト単位の組織になっていますが、今後は、会社・開発のミッション達成に向かって進化し続ける・柔軟に対応できる・つながりが強いチームにしていきたいと思います。
最後に
ブログを通して以下の内容含めたゆるいテーマを発信していく予定なので、温かく見守っていただけると幸いです。
- プロダクトへの誇り
- 技術についてのこだわり
- いろんな課題の共有と解決プロセス
また、弊社でのプロダクト開発や技術に少しでも興味を持っていただけた方は、以下のリンクからお気軽にご連絡ください。
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