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KaraMateAI:カラオケのお供にパーソナルエージェントを。【AI Agent Hackathon】
概要
本記事はZennが主催する「第2回 AI Agent Hackathon with Google Cloud」にエントリーするプロジェクトについての紹介記事です。
プロジェクト概要
KaraMateAI(カラメイトエーアイ)は、GoogleのGemini AIを活用して、あなたのカラオケ採点履歴を記録・分析し、より豊かなカラオケ体験を提供するWebアプリケーションです。採点結果の画像アップロードから、AIによるデータ解析、履歴の管理、さらにはAIとのチャットまで、カラオケに関する様々なニーズに応えます。
ユーザー像と課題
ユーザー像
- カラオケ愛好家: 定期的にカラオケに行き、自分の歌唱力向上に意欲がある方。
- データ分析好き: 自分の採点結果を数値で把握し、傾向を分析したい方。
- 効率的な管理を求める方: 採点画面を写真に撮るだけで、手軽にデジタル管理したい方。
- AIの力を活用したい方: 最新のAI技術に興味があり、カラオケ体験にAIを取り入れたい方。
- レパートリーを広げたい方: 歌いたい曲の管理や、新しい曲の発見に役立つツールを探している方。
課題
従来のカラオケ体験には、以下のような課題があります。
- 採点履歴の管理が煩雑: 採点画面の写真が溜まり、過去の記録を振り返るのが難しい。機種(DAMやJOYSOOUND)を横断して、一括して管理できない。
- 歌唱データの分析不足: 点数だけでは、どこが良かったのか、改善すべき点はどこか分かりにくい。
- レパートリーの偏り: いつも同じ曲ばかり歌ってしまい、新しい曲に挑戦するきっかけがない。
- AI技術の活用機会の少なさ: 日常の趣味にAIをどのように取り入れれば良いか分からない。
ソリューションと特徴
ソリューション
KaraMateAIは、これらの課題に対し、AIとクラウド技術を組み合わせた革新的なソリューションを提供します。
- 採点結果の自動デジタル化: 採点画面を撮影するだけで、AIが主要データを自動抽出し、デジタルデータとして一元管理します。
- パーソナルなカラオケアシスタント: 過去の履歴から最高点や平均点を瞬時に提示し、ユーザーの歌唱成長を可視化します。
- レパートリー拡張のサポート: 歌いたい曲リスト機能や、AIによるタグ提案、YouTubeランキングで新しい曲との出会いを創出します。
- AIとの対話で疑問を解消: カラオケに関するあらゆる質問にAIがチャットで回答し、ユーザーの知識を深めます。
ホーム画面
チャット画面
特徴
▼デモ動画
システムアーキテクチャ
システムアーキテクチャ図
使用技術
- バックエンド: Flask (Python)
- データベース: Google Cloud Firestore
- 画像ストレージ: Google Cloud Storage
- AI: Google Gemini API
- フロントエンド: HTML, CSS, JavaScript
- アイコン: Font Awesome
- その他: Pillow (画像処理), requests (API通信)
Discussion