🎨

色彩検定を受けてきました

2022/12/26に公開約2,400字

色彩検定とは

配色技法などについて色の基礎から体系的に理解し、活用することを目的とした資格試験です
https://www.aft.or.jp/pages/feature

それってデザイナーさん、絵描きさんが受けるような資格じゃないの?と思われる方が多いかもしれません
今回、私が受験したのはその中でもUC級という級で、色のユニバーサルデザインに関するものです
ユニバーサルデザインと聞くと我々ソフトウェア開発者にも少し関係ありそうな気がしてきますよね?

UC(ユニバーサルカラー)とは

「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い」

のことで

特定の色の組み合わせが判別しにくい人は、日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人で、約300万人以上存在するといわれています

割合的にクラスに1人弱ぐらいはいることになりますね
黒板書かれたに赤いチョークの文字が見えづらいという友人がいた方もいるのではないでしょうか?
https://www.aft.or.jp/pages/feature/uc

こういった方たちや視覚機能が衰えた高齢者など誰でも見やすい色づかいやデザインを実現するためにはどうすればよいのか?を学習するのが色彩検定UC級の目的です

受験のきっかけ

これといったきっかけがあったわけではないです
好きなアーティストの方が自身の色覚特性を公表されていたことから色覚特性の存在は中高生の頃から認識はしていました
UC, UCDについて明確に意識するようになったのは大学生の頃、学会発表や卒論発表などにむけてパワポ等をよく使うようになったときです。抄録なんかはモノクロで出力されることも多いのでグラフのプロットは色だけでなく形も変えろ、点線破線を使えというのはよくある指摘です
そしてこのとき色覚特性に多少なりとも知識があった私はこう思いました「その前にMicrosoft標準の変にビビットな色って見やすいの?てかそもそもださくない?」と

以来、独学ながらもCUDを意識した色使いを心がけていました
その頃参考にしていたのはこちらのサイト
https://jfly.uni-koeln.de/colorset/
ガイドブックも配色セットも大変参考になります

個人的には10年弱これを元にした配色をMicrosoftの配色パターンとして保存して使っているのですが、共有したり布教したりはしていませんでした
なにぶん独学なもんで自信も説得力もない
スライドを見た皆は不思議に思っていたことでしょう「なんかあいつの赤、オレンジじゃね?」と

とはいえ人口の5%に影響することなので布教したほうが良いのは間違いないわけで

そんなとき美術系のYouTuberの方の動画を見ていたら色彩検定なるものがあることを知り、サイトを覗いてみるとなんとUCに特化した級があると
とりあえず受けるかー
と受験決定です
たまたまタイミングがあったので申込期限ギリギリ、そして受験当日までわずか1ヶ月
果たしてこの人は受かっているんでしょうか?

てきとうな感じに受験することになりましたが、普通に仕事にも趣味にも役に立ちそうですよね
アプリの外観はデザイン部門や外部に外注することも多いでしょうが、プロトタイプやPoCをエンジニアがスクラッチで作るなんてこともままあるわけでその時にUC/UDが洗練されているかどうかはそのコンセプトがうけるかどうかに結構な割合で効いていると思います

勉強方法

この手の団体が主催の資格検定試験は公式のテキスト、過去問集をやっておけば間違いないです
https://www.amazon.jp/dp/490992812X?ref=ppx_pop_mob_ap_share
https://www.amazon.jp/dp/4909928154?ref=ppx_pop_mob_ap_share
と偉そうなことを言っておりますがこの人は受かっているんでしょうか?
※執筆は受験直後なのでまだ結果が出ていません

受験の感想

まずは試験の内容について
過去問(2021年度)とはかなり傾向が違いました
過去問では9割程度正解できて余裕そうだなーと思っていたので正直面くらいました
具体的には

  • 2021年度の問題は本質が理解できていれば用語や用語の定義の文言の正確性は求められていなかったのに対して、今回受験した2022年度の試験では用語の定義の文章をそっくり丸暗記する方が有利になるような問われ方が多かった
  • 2022年度の問題では穴埋め問題で関連する部分が両方穴になっていて片方を間違えたら両方間違えるような問われ方が多かった

この2点が大きく異なっていたと思います
ざっくり2021年度は理系のテスト、2022年度は文系のテストというイメージ
あまり言うと落ちていた時にかっこ悪いのであれですが、正直悪問と呼ばれるタイプの問題では?と思いながら解いていました
2021年度の夏と冬で2回分解いて、傾向がほぼ同じだったので油断していましたが、
年度でここまで出題傾向がぶれるのであれば、過去問は2年分購入して解いた方が良いかもしれません
覚え方、勉強の仕方が結構変わると思います

つぎに当日の雰囲気などについて
全体の8割ぐらいが学生さん?(20代前半ぐらい)で、全体の8~9割ぐらいが女性でした
若い人が多かったので受験、TOEICの試験会場のような感じでした
女性が大半だったので若干アウェイでしたがまあ試験受けるだけなんであんま関係ないですね

さいごに

合否は不明ですが、せっかく勉強もしましたし
エンジニアがソフト開発するうえで有用なツールなどの情報も得たので
カラーユニバーサルデザイン×ソフトウェアについては今後も発信していきたいと思っています

Discussion

ログインするとコメントできます